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| モニカの作品の中で、このアルバムが一番好き。彼女は年を重ねるごとにどんどんよくなっているなって思う。 私がモニカを知ってからもう10年ほど経つけど、そのとき彼女はまだ14歳だったのね! このアルバムのタイトルを直訳すると「嵐の後」。この頃、プライベートでモニカは、恋人が自分の目の前で自殺するというすごくショッキングな出来事があったんです。彼の自殺の真相は分からなくて、でも彼のお母さんからは「モニカのせい」と非難されたりして、精神的にボロボロな状態だったらしいの。それを想うとこのタイトルは余計身にしみますよね。 3曲目の「SO GONE」のミュージックビデオは、私がブラック・リリーのライブでNYに行っていた時によくかかっていました。その頃から、雰囲気がすごくステキだし、衣装も可愛いなって思っていたんですよ。シチュエーションとしては、付き合っている彼と一緒にベッドルームで寝ているんだけど、モニカが目が覚めてふとベッドの下を見たときに、自分のものじゃない指輪が落ちているのね。で、それを見つけてしまって、彼とひと悶着あって、最後にモニカは部屋にあった花瓶か何かで大きなガラスをバリンと割って、警察に連れて行かれちゃうの。そう、つまり「SO GONE」・・・。ビデオにも彼女のプライベートが影響していたのかな。 彼女のプライベートなこととか全然知らないときは、シンプルに聴いていたけど、そういうことを知ると全然違った聴き方になりますよね。やっぱりアーティストのその時の心境って、作品に色濃く出るんだな、っていうのがよく分かるアルバムです。 そうそう、ラッパーとしても、プロデューサーとしても人気のある、ミッシー・エリオットがこのアルバムのプロデュースをしているんだけど、彼女の雰囲気もアルバムの中に散りばめられているのも聴きどころです。「SO GONE」のミュージック・ビデオには彼女も出演していますよ。
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