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This Is Niecy(私はデニース) / Deniece Williams
1994.8.21 SRCS-6431 ¥ 1,835 (税込) CD
IT'S IMPORTANT TO ME / THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR / How'd I Know That Love Would Slip Away / Cause You Love Me Baby / Free / Watching Over / If You Don't Believe 


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少し前にChante Mooreのカヴァーで流行ったので、「Free」を知っている人は多いと思います。そのオリジナルが収録されているこのアルバムが76年ものだなんて、本当にびっくりしたんです。Chante Mooreが歌った新しい時代のものに、ぜんぜん負けていないなと思いました。

この『This is Niecey』は、Earth, Wind&FireのKALIMBA PRODUCTIONから出たもので、プロデュースは、Maurice WhiteやCharls Stepney、バンドはほとんどEarth, Wind&Fireのメンバー。やっぱりEarth, Wind&Fireってすごいって再認識。あと、プロデューサーのCharls Stepneという人(77年の急死までMaurice WhiteとともにEarth,Wind&Fireの共同プロデューサーとして活躍)はすごく影響力がある人だったんだけど、残念なことに彼らが全盛になる前に亡くなってしまったらしいんです。その人がこのアルバムにも参加しているしメンバーも若手の時代なので、演奏にもめちゃめちゃ勢いがあります。

そんなEarth, Wind&Fireのはじけた演奏の上で、ウィスパーで、女性独特の軽やかさで歌っている、そういう力が抜けている感がいいなって聴き惚れてしまう。Chante Mooreのほうも好きで、ZOOCOもラジオの番組でかけたりしますけれど、やっぱり生でやっているというところで、KALIMBA PRODUCTION 万歳!ですね(笑)。ティンバーのチキチキも全部生だというんだから、やっぱり人間ってすごい。いまだったら、たとえば画像上で打ち込んでいくとか、ドラムを叩いてそのいい部分だけをループしたりすることができるけれど、これは、一曲分ずっと神経を集中してやっていなければならないし、ドラマーが歌を全部覚えていなくてはならない。さらに、歌い手に合わせて、抑揚をつけたりして心も一緒に合わせたりとか・・・。やっぱり生演奏はすごいなって感動します。

聴くたびにいつも、Denice Williamsの声は特徴がある、かわいい声だなと思います。彼女は“ソングバード”とみんなに呼ばれていたんだけど、それが本当にぴったり。そしてトランペットではなく淡いフリューゲルホーンが使われていて、切ないような感じも音で表している。明るいような切ないような、その絶妙なところを曲にしていて、そしてFree=自由という言葉を使っている。曲と彼女の歌声と、すべてがうまく混ざり合った名曲だと思います。

ZOOCOも、ウィスパーでさわやかに歌うということに挑戦したいと思っているんですよ。憧れます。でも、声が出ないかもしれない(笑)。


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2004/11/11 ZOOCO
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