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| ライヴを見に行って興奮すると、人は手を上に挙げて叫び出す。これはどうしてなんだろうねー? 一種のサル化か? そういえばサルも興奮すると「ウキーッ!」と叫びながら手を挙げて歯茎を剥き出しているなあ。 今回私がどーしても紹介したい名盤は、現在、私が自分でライヴを見に行って、もっとも「ウキーッツ!」となってしまう日本のバンド「ベスト4」が勢揃いなんだな。 実は個人的に知り合いだったり友人だったりするし、わざわざ語るのはちょっと恥ずかしいし、9/5にはこの4バントと対バンするので、こんな女の力説は野暮なのかもしれないが、猪木風にいうならば、「LIVEにゆけよ、行けばわかるさ」 初めて観たときに一番前にかじりついて盛り上がってしまったDRUNK FUXはバッドボーイズ系の真の継承者だ。かっこよすぎていつでもライヴに行くたびに私を18歳のロックねーちゃんにしてくれる。 自らレーベルをやりながらも最高のキッズの魂を、卓越したメロディセンスで聴かせてくれるKOGAさんのROCKET Kの明るくも尖ったライブは、コーラスワークとメンバー全員のテンションでいつでも観るたびに私の心をハッピーに熱くしてくれる。 こちらも初めて観た瞬間に魅了されてしまったYOUNG PARISIANの暗闇に咲いた赤い銀ラメのようなステージはもうすごいインパクト。甘美なグラムロックのトロトロした酒のように脳内に溶けて、完全にその世界に酔わされる。自分から望んで飲み込みたい毒みたい。それはきっとゴキゲンに甘い。 そして私も大好きなカッコイイ曲達を連発して会場中を幸せなロックキッズにしてくれるSUPERSNAZZは、世界をまたいだその活動にしても私の心から尊敬するバンド。一度ゲストで呼んでもらったこともあるけど、それはもう混ぜてもらって「楽しかった!」この、周りの人も楽しくしてしまうパワーが、ほんとうはロックの一番大切なパワーなんだと思う。 この音楽性の違う4バンドが大集合したこのアルバムには、実はある統一された血が流れている。ロックと酒が大好きな、混じりっけのない純正の血が、聴いている方の血をも騒がせる。おつまみはポップコーンだけだけど、おいしい酒とイカした音楽が大量に用意されたパーティに参加してるような気分になる。壁の華だった自分がいつのまにかみんなと話したくて会場中を歩き回りはじめる。そして帰り道、「いつもの私の心の中には、なんか余計なもん混じっちゃってるんじゃねーか?」と自問自答したくなる。 9/5に見に来れるひとも来れない人も、是非このアルバムを聴いてみてください。場所によっては店頭の視聴機にも今はいってるよ。聴いてみて私がどうしてここまで熱く書いちゃったか、ちらっとわかってもらえるとうれしいなあ。このアルバムはほんとに、同じように音楽をやる一個人として、うらやましくなるくらい、「ウキーッツ!」という気分にさせてくれる雰囲気の詰まったアルバムなんです。
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