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| 今回はこのアルバムを聴いて思った気持ちをお手紙風に書いてみたいと思います。わけもなく、なんとなく。 前略THE HIVES様 油断してました、ごめんなさい。あなた方の前作を聴いてその勢いと演奏のシャープには感動していたのですが、もしかしたらここまで止まりの勢いかと。サマソニでお見かけしたときも、そのハイテンションぶりには「カッチョエー!」と感服したのですが、いかんせんスタジアムの音が悪すぎてあなたがたの魅力は完全には届かなかったのです。 しかし、そんな思いを吹き飛ばす、今回とんでもないアルバムを作られましたね、試聴機で聴いて一曲目のイントロでもう私はやられました。前作よりより鋭く、センス良く、音を研ぎ澄まし、そぎ落とし、勢いが増して、それが結果、よりPOPだなんて、なんて素敵なんでしょう! あなた達の曲はメロディラインがどうこうと語るものではなく、逆にわざとらしいそれはほとんどなく、リズム割りとタイミングの歌ですが、それがもう最高のロックの歌なんですね。ジャキジャキしたギターのカッティング、左右のギターの振り分け、短いイントロ、セッション的に演ってるようで、じつは確信犯。俺たちはただのガレージバントとは違うんだぜ!という心意気が感じられます。はい、私も絶対に違うと思います、あなた達の今回のこのアルバムからは、未来のロックンロールの新しい形が見えます。 あなた方は「"セックス・ピストルズとクラフトワークの中間のような音を出したかった」と取材でおっしゃったそうですが、私にはローリングストーンズとジグジグスパトニックの中間の音の用に届きました。連打される8ビートは生なのにまるでデジタル打ち込みのかのように鋭く気持ちよく激しく、その上をギターがツボを得たタイミングで世界を作る、そしてミックばりのシャウト。M3がシングルらしいですが、私はM4が特に好きです。そしてM5の曲調が変化してからの部分が意外にもどこかハノイを思わせてくれてこれもまた大好きです。 あなた方に謝らなければならないことがもう一つありました。以前私はあなた方をロック史上まれにみるルックスの悪いバンドと言ってしまいました。PVを観ながら「うわーヴォーカル以外、ひっでー、ぶさいくー」と。しかし、どうして、今回の衣装も新たなジャケットで拝見しましいたが、やっぱりブサイクでした、が!がっ!こんな素敵なロックを聴かされると、それさえも最高の魅力のように思えてくるから不思議です。逆にブサイクがカッコよく見えてくるというか。なんだか、褒めてるようで、けなしてるようで、ほんとは心から褒めてるんですよ、信じて下さい。 というわけであなた方のこの作品、間違いなく今わたしのヘビーローテンションです。これからも興奮させてもらいます。素敵な一撃をありがとうございましたー!
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