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Trio Toykeat…ホントは、Toykeatのoとaにウムラウト(点々ね)が付きますけど、ちなみにカタカナ表記すると、トリオ・トウケアット…かな? ちょっと無理があるかも…。 このグループは、1988年にピアニストのイーロ・ランタラと、ドラマーのラミ・エスケリネン、そして既にプロ活動をしていたベーシストのエリック・シーカサーリが加入し、本格的な活動を始めます。日本ではまだまだ無名な存在ですが、世界各国で数多くのコンサートを行ない、勿論、日本でもライヴをしています。そしてフィンランドのユニセフ大使も務め、ユニセフ関連のサイトにも、ちゃんと名前が載ってます。フィンランドでは、きっと有名人なんでしょう。 そんな彼らは、ジャズの枠を超えた多彩な音楽要素を取り入れ、高度なテクニックと軽快なフットワークで、ユーモアのセンスをも兼ね備えた超個性派集団です。今現在4枚のアルバムをリリースし、3月にはブルーノート移籍第1弾となるアルバム『ハイ・スタンダーズ』を発表しました。 でもこの人達、メジャー移籍だからといって容赦しません。とにかくその空間を埋め尽くすかのような、凄まじいまでの超絶テクニックは圧巻…っていうか、かなりヤバイです。特に巨漢ピアニスト、イーロのプレイは、その風貌と相反する(?)超高速な指使いかつ柔らかなタッチで、しかもひたすらピュアで美しく、流れるような音色を聴かせてくれます。チャーリーパーカーの難曲と言われる「ドナ・リー」も、素晴らしいテクニックで羽根のように軽やかに演奏。ある意味、かなり衝撃的です。と同時に、時に確信犯的に脱線するフレーズの組み立てが、何ともユーモラス。遊び心のスパイスを加えた鉄壁のリズム・セクションも秀逸です。そして、ポップなセンスを感じさせることも、このグループの親しみやすいところでしょう。フィンランド・ジャズ界の刺客、恐るべしです。
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