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加藤和彦が83年にリリースしたアルバム、『あの頃、マリー・ローランサン』のトリビュート・アルバム。なんと当時のオケをそのまま使って、トリビュートするという画期的な手法を取っている。トリビュートするシンガーはママレイド・ラグの田中拡邦、ケミストリーや中島美嘉への楽曲提供で知られる川口大輔、ジャズ・シンガーのTOKU、ゴスペラーズの村上てつや、椎名林檎の兄貴・椎名純平と多士済々。高中正義、矢野顕子、ウィリー・ウィークス、高橋幸宏、清水信之らによる極上のバッキングが彼らのヴォーカルによって新たな命を吹き込まれた。この中では、骨太なTOKUと、どこかはかない田中拡邦が印象に残った。この頃の加藤和彦は絶対、過小評価されていると思う。これを期に再評価が進むことを望みます。最後になりましたが、これは全作詞を担当している安井かずみへのトリビュート盤でもある。
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