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今こそハイロウズと、単純さを共有することがしたい。私はそうだ。 どなた様も、複雑なものに惹かれたり、難しい言葉を畏れたりし過ぎな気がするけど、気のせいだろうか。 最近読んだ本に、「神話的なものとは、非常に単純なストーリーと単純なシンボルを使っただけで、それが世界全体を覆っているんだというようなことを感じさせるところがありますね※」という文章があった。(※河合隼雄さんと谷川俊太郎さんとの対談集「魂にメスはいらない[ユング心理学講義]」での谷川俊太郎さんの発言) こりゃあ、ハイロウズのことを言ってるな、と思った。 今度のアルバムも、単純なストーリーと単純なシンボルを使っただけ、に思える。だけど、「これが世界だ!」って感じてしまう。 誰でも書けそうだし、小学生でも理解できる言葉を使っているのに。 例えば今回のアルバムで一番素晴らしいなぁと感激した「たつまき親分」は、漢字が20個しか出てこない。「ズートロ」なんてカタカナしか使ってない! なのに、口ずさんでいると、身体の芯から笑顔がむくむく湧いてくる。お風呂上りみたいに、私の中から、何かを立ち上らせる。 良いことありそう、と思えることが良いことだと思う。ハイロウズを聴いていると、そう思えるから、本当、良い。
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