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グレイテスト・ヒッツ〜ワイルドで行こう / Steppenwolf
1993.7.21 MVCM-405 ¥ 2,548 (税込) CD
ワイルドで行こう / スキー・スキー / マジック・カーペット・ライド / ロック・ミー / イッツ・ネヴァー・トゥー・レイト / ムーヴ・オーヴァー / モンスター|スーサイド|アメリカ / ヘイ・ラウディ・ママ / スクリーミング・ナイト・ホッグ / フー・ニーズ・ヤ / スノーブラインド・フレンド / ライド・ウィズ・ミー / フォー・レイディーズ・オンリー / テンダネス / アイム・ムーヴィン・オン / マイ・スポーティン・ライフ / ワイルドで行こう 


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10年位前に当時の女バンド3つの中の有志が集まってロスとサンフランシスコを旅行した事がある。その中の一日は、レンタカーでメキシコまで。その時、カーラジオから流れてきたのがこのアルバムの一曲目「BORN TO BE WILD(ワイルドで行こう)」でした。前夜も皆でたらふく呑んだので、ちょっと二日酔いの脱水ちゃんをレモンソーダのジュースで潤しながらガムをかんでのドライブ。役立たずのサングラスに、肩をまくったTシャツ。目の前には映画で観たような、それこそ、この曲が使われている映画「イージーライダー」で観たようなどこまでも続く道。どこまでも青く高い空。そんな時、私はこの曲と再会したのでした。昔から大好きな曲。大好きなギターのカッティング。でも、この景色の中で聴いたこの曲は、今まで聴いたどれとも違っていました。『そうかー、そうだったんだー!!』と心が叫びました。この景色とスピードとちょっとした冒険心が揃って初めて、この曲は本来の姿で響き始めるんだなー。

この経験から私はこの曲がまた特別なものになりましてん。イントロが流れるだけで曲が景色を連れてきてくれるように条件反射が起こります。こたつで鍋を食っていても音を消したテレビにサザエさんが映っていても、ここはアメリカ、景色は荒野、私は心のハイウェイをいつでも自由にぶっ飛ばせるのだ! すげえ!

とはいえ私はこの曲を生み出した伝説のアメリカン・ハードロック・バンド、ステッペンウルフというバンドの事を何も知らない、他の曲も聴いたことがない。だめじゃん。というわけでつい最近購入したのがこのグレイテストヒッツです。収録曲の年代もさまざまで曲調もいろいろですが、共通しているのはどこかブルースっぽいロックということかな。ヒゲ生えてる感じ。かっこいいなーと思いつつ、やっぱりどうしても私の中では「ワイルドで行こう」を超える好きな曲は正直見つけられなかったんだけど、でもじゅうぶん。「ワイルドで行こう」のライヴバージョンも最後に入ってるし。

前回に紹介した波のアルバムが心を浜辺に連れてってくれるアルバムだとすれば、今回は間違いなくアメリカに連れてってくれるアルバムって感じだな。私はなんと、このアルバムを聴きながらバイクに乗れました、夜はたき火もしました、ジッポのライターでシュボッとタバコに火を付けました、サボテンの横で写真を撮りました、はい、全部想像の中での出来事です。ドライブの予定がある人は是非このアルバムを。第三京浜がアメリカのハイウェイに見えてくるかもよー!

そうそう最後に一個うんちくを。ちなみに『リーダーのジョン・ケイは「ワイルドで行こう」の中に「ヘビィメタル・サンダー」という歌詞を入れ、「ヘビィメタル」という言葉を編み出した人間としても知られている。』そうです。

SURF BREAK from JAMAICA / 
前回に紹介した波のアルバムです

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2004/11/22 中山加奈子
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