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彼らの奏でる100%アクのない優しいサウンド。とても心地良く、仕事などで疲れた体を癒してくれる。キング・コール・トリオは、ごく初期(30年代後半〜40年代初頭)はジャイヴ・ミュージックを奏でるバンドで、そちらもかなり面白い音源が残っているが、その後40年代半ばあたりからは、この編集盤CDに収録されているような甘くメロウなジャズ・ナンバーを主体に演奏するようになる。 ブルーズのチャールズ・ブラウンが奏でるあの雰囲気に近い感じ。中心となるのはもちろんナット・キング・コールの歌とピアノで、もうこれだけで一級品の素晴らしさ。そしてそこへピッタリと寄り添うようにしてオスカー・ムーアがメロウなギターを奏でてくれる。これはもう本当に感動もの。華やかさ・派手さとは全く別次元のフィーリングが溢れていて、ナットの優しい歌い口が魅力の各楽曲にさらに花を添えるようにして、もう一つのメロディーをまるでギターが歌っているかのよう。 「Laura」「Do Nothin' Till You Hear From Me」「It's Only A Paper Moon」などの名曲・名演の数々に、チャーリー・パーカーとのライヴ・セッション「Cherokee」をボーナス・トラックで収録した豪華な一枚。「お休み前にこの音楽を」。ぜひぜひ試してみてはいかがでしょう。
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