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a huge mistake / VELT PUNCH
2005.10.5 RUCE-1005 ¥ 2,310 (税込) CD
Killer Smile / on Sundays / cheap disco 13 steps / 6月8日7時のニュースで君は泣いた / Under the Sand / gone too long / HAPPY SONG / 8月のバター〜fight against the Jellyfish / 大海の海月 / Average4 / relax / 我ガ心ニ向日葵ハ咲カズ〜Jon Taylor(琉球アンダーグラウンド)Remix〜 


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< 衝撃・追撃・打撃 >

とにかくぶちのめされる一枚。
鈍器でアタマ殴られているかのような衝撃を感じる。
アツイ。アツイけど、なんかそのアツさはいやじゃない。

男女ツインヴォーカルで、女の子がベースで、
スリーピースで・・ってなんかよくありそうだけど、
そんな甘い考えでこのアルバムに触れると、
ビリビリっと全身に火花が走り火傷します。

メンバーの好きな音楽っていうのが、音楽的な趣味の良さが
ありながら、挙げているバンドがバラバラで、
三者三様でそれでいて、一点だけ共通点があるような、
このアルバムを聴くと、その『一点』が何だかわかる気がする。

ありきたりじゃない、何か、がここにはある。
それだけでいいじゃないか。
他にこのアルバムに触れる理由、なんて。

笑いながら鈍器持って走り回っている、
そんな殺伐としながら冗談だよ、アハハ。
なんて笑って軽やかに去って行く。

そんな彼らは得体の知れない怖さを秘めている。

単純に、『ロック』、『エモーショナル』、では片付かない。
人間の本当の怖さ、裏に潜む想い、ダイナミズム。

普段まじめにしている彼が、実はとんでもない悪党だった。

そんな驚きがここにはある。

10代の焦燥感、をそのままパッケージして音にしたような、
疾走感、がここに。

でも、確実に音を鳴らしているのは10代ではないんだな。

忘れてはならない。大人になるな。物分りの良い普通の人間になるな。

そう言われている気がする。

痛々しく全身を突き刺してくるけれど、
日常生活で実感しないその『痛み』がやたらとリアルで心地良い。
怠けている自分の、心の奥の悲鳴に気付かせてくれる。
決して、前向きなんかの言葉では片付かない後ろ向きなダークな想いも
全部ひっくるめた、怖いぐらいのエネルギーで、
前にガンガン壁にぶち当たりながら、自分をぶち破りながら、
進んで行く。

不器用で、不恰好だけど、それでいいじゃないか。
僕等には、ベルトパンチがいる。


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2005/10/25 オオキ サエリ
☆


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