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| これは僕に限らないと思うのだけれど、 毎日音楽を聴いていると、 なんにもやってないときでも、 また、何かやっているときでも、 常に音楽が流れるようになってしまいませんか? 僕は常に耳のウラに音楽が流れていて、 見ている情景だったり、 感じた感動に応じてその聞こえる音楽が変わる。 おめでたい時にはパンパカパーンっていう賑やかなのが流れたり。 そんな僕は先日従兄弟の結婚式に出席した。 そのとき流れたのはEELSの綺麗なメロディーの曲だった。 このアルバムの 「Beautiful Freak」 や、 「Spunky」 のような。 ……あれ?ちょっと待ってくれ、と思った。 この人たちのは、すでに違う状況、悲しいときに一回流れているぞ、って。 少し前に、僕の友達が亡くなってお葬式が行なわれた時にも、 そのとき流れたのはEELSの綺麗なメロディーの曲だった。 このアルバムの 「Flowaer」 や、 「Manchild」 のような。 僕の耳のウラの音楽機がイカレタのかと思ったが、どーにもそうじゃないらしい。 EELSのクセッ気のある綺麗な楽曲は、 幸せと不幸、喜びと悲しみ、 両方に関連する位置にあるってことだ。 そんなことは珍しくて、ちょっと驚いたが、 よくよく考えれば、 愛でも憎しみでも、 希望でも絶望でも、 何でも対極のものがあるからおもしろいんだよなあと、改めて思った。 結婚式の賛美歌か、葬式のレクイエムか。 喜びか、悲しみか。 そのどちらにもマッチするEELSの音楽は、 この歪んだ世界の情景を一番よく表しているのかもしれない。 そしてそういう音が一番、 人の感情の琴線に触れるのだ、きっと。
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