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< ビューティー×セクシー=日暮愛葉 > これ程までに、女性の強さを感じさせてくれる作品は、 これまでにあっただろうか。 日暮愛葉は、‘女’に媚びてない。‘女’に逃げない、 強さを感じる。でもとことんセクシー。そこが魅力的だ。 ハスキーヴォイスの色気漂う歌声に、 新鮮なサウンドが絶妙に絡み合う。 彼女が以前やっていたバンド(=シーガルスクリーミングキスハーキスハー) と比べると、サウンド面も歌い方も、がらっと変わった印象。 確実に、彼女は変化しているのだ。 現在進行形で。着実に。 全13曲の歌詞からは、女の強さと弱さ、 脆く崩れそうな感情や、優しい幻想や、 ちょっと悪ぶってみたり、良い女ぶってみたり・・ そんな様々な彼女の顔が覗き見れる。 プラトニック、というタイトルから連想するのは、 純粋な、精神的に清らかなイメージ。 このアルバムにも、一本筋の通った、 まっすぐなイメージ、輪郭は存在する。 しかし、それだけじゃないのが愛葉流。 随所にピリリとスパイスが効いていて、 聴いていて飽きない。楽しい。 次の曲はどんな曲なんだろう?と単純に 頭を悩ませるのも楽しいし、 この曲いいなぁ・・と深く味わってみるのもいい。 切れ味の良いロックなサウンドから、 弾き語りの優しい子守唄のような歌まで、 彼女の人となりが目に見えるようなアルバムになっている。 一曲ごとに、ピンクだったり、グレーだったり、 ブルーだったり、オレンジだったり、カラフルだったり、 まったく違う日暮愛葉がそこにはいる。 掴めそうでなかなか掴めない、彼女のカタチ。 聴くほうもワクワクしながら彼女を楽しむ。 まるで宝石箱のようだ。 ジャケット、ブックレットを含むアートワークも秀逸。 進化し続ける、彼女の一番かっこいい‘今’が詰まった一枚。 ロック、エレクトロニカ、というジャンル以前に、 日暮愛葉という女性は‘クールでカッコイイ女’なのだ。 私はそんな彼女を、尊敬してやまないのである。
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