|
|
|
|||||
3人がレコメンドしています |
自分もレコメンドを書く |
|
| Recommend!! | ||
| 春爛漫ですね。(これを書いたのが4月)季節がしみじみと心に響くのも、オトナだからこそ。ですね。 コドモは季節感あふれるコメントが苦手です。「春だね。」なんて言われても、「それがどーしたっすかー。かんけーねーし。」としか心に浮かばないようです。浅い悩みと浅い欲望と浅い焦燥に駆られていると、季節は見えないのですね。 今回は、心なごむアコースティックな空間をご用意しました。 個人的に、この「なごむ」とか「アコースティックな」とかって言葉、でーきれーなんっすよ。うざいし。何かってっていうとこーゆーこと言えば、肯定的な気がする、っていう、その安易な発想がサムいんだよ。 おっと、こんなお子ちゃまな発言はいけませんね。失礼いたしました。 しかしながら、アコースティックと銘打って、ただ電気的な回路を用いない楽器を、全くなんの芸もテクニックも、また卓越した発想もなしにかき鳴らして、ありがちな歌を歌ってすましている。そういうアコースティックな音楽も世の中にはあふれていまして。 そういうの聴くと、ワタシなんかめちゃくちゃにいらついて、「なごみ」からはほど遠い心境になってしまうのですが…。 で、ご紹介したいこちらのアルバムは、おおはた雄一さんの「ふたつの朝」です。ギター弾いて歌ってるんですけど。なんでしょう、この、確かな豊かさは。 経験やイマジネーションにきちんと裏付けられているプレーに、とてもなごみます。そして、フレッシュな感性がきらり、としてるんですね。 声が透明で優しくていいなあ。 ブルースが好きで、ブルースバンドを組んでらしたそうですが、そこら辺のルーツがよく聞こえてきてそれがまたとても気持ちいいです。 いい意味で、金太郎飴のようなアルバムです。どの曲も同じ。ですから、同じ気分のまま、のんびりと小一時間を過ごせます。そこもステキです。 中途はんぱな田舎の国道をドライブしながら、田んぼと、壊れかけの自販機と、夕陽と、トタン屋根と、ラブホテルの看板と、それらがループのようにぐるぐる回りながら、心がゆったりとなごんでゆく、そんな時間が過ごせますね。今の時期ならそこに葉桜を追加してもいいんじゃないでしょうか。 それもこれも、ただ「アコースティック」でやってるだけなんじゃない、ていねいに計算された音づくりの執念があるからこそ、なんですね。そして、そんな計算を感じさせない、自然な空間があるんですね。オトナなんですね、そこが。 それから、蛇足ですが、スチールペダルがさまざまな箇所でフィーチャーされていて、それがとてもとてもいい。いい音楽はいいプレーを呼ぶ。そのいいお手本だと感じました。
|
|
|
|
|
|
(C)Copyright 2002. All rights reserved by RespectMusicJapan webmaster@recosell.com |