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| P−MODELという音楽の衝撃と恐怖 高校2年。ほとんど洋楽しか聴かない私が初めてP−MODEL(以後Pと表記)で聴いたアルバムは、この6枚目にあたる『カルカドル』だった。某音楽雑誌がレコ評で写真と文章を入れ違えて、本当はARBに書かれたレコ評で、私はこのレコードを買ってしまった。まさに運命。 驚愕?何だこの曲? これが最初の感想でした。メロディがある様な無い様な歌や、予想を超える曲の展開。日本のニュー・ウェーヴに初めて触れた瞬間だった。 79年のデビュー当時は、ヒカシュー、プラスチックスと共に『テクノ御三家』と言われていたが、三者ともYMOとはほど遠いところに位置していた。PはDEVOやウルトラヴォックスその他パンクや、クリムゾンやフロイドといったプログレの影響も大きい。しかもライブ縦ノリ。 平沢氏いわく、このアルバムは「全方位的アルバム」と言っていたのを思い出す(間違ってらスイマセン)。内にも外にも行く。ビリビリしたギター。思いつかないメロディーを奏でるキーボード。叫ぶ平沢。かなり風変わりなのが理由か、当時のパルコのCMにも使われていた(5曲目 1778−1985)。 何故こんな音楽が作れるのだろうという恐怖。自分の中で目覚めていなかった音楽観が広がりだす。 まだ聴いたことの無い音楽を求めているあなたへ。 P−MODELの音楽は、掃いて捨てるか。それとも深みに、は・ま・る・か? 体験してみて下さい。
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