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| さて、今回ぐっと年齢的に上がった方をご紹介いたします。 The Rolling Stonesご一同様です。 はっきし言って、ワタシなんぞが紹介させていただくまでもございません。この方々を誰と心得るか?!って感じですよね。少し前の来日コンサートに行かれた方もいらっしゃるのでは。 しかし、あのチケット料金はどーなのでしょうか?特別席が5万円…。料亭か、これは。ワタシの知り合いの方からは、家族会議を開いて、パパにこのチケット代あげるかみんなで旅行に行くかで討論し、結局旅行になった、とか、切ない話がちらほら聞こえてきました。 バイトしながらロックバンド組んで、「ロックの神様ってーの、一度でいいから見てーべ。」と考える未来ある若者には、通常の席でさえ、まったく手にできないチケット料金でしたね。格差社会の象徴ともいえるコンサートでした。 ワタシも仕事だったし、そしてお財布が若者状態だったし、ということでコンサートには欠席させていただきました。なので、CD聴くことにしました。A Bigger Bangです。 還暦越えてこんなアルバム作るには、人間はいったいどんなことをしなくてはいけないんでしょうか。 恐るべきアルバムだと思いました。ストーンズ、時に散漫なアルバム出すこともありますが、今回の作品はびしっと引き締まってる気がします。一つ一つの音がよく考え抜かれて録音されている。よく練られてる。にもかかわらず勢いがスピードダウンしない。(これって、両立はホントに難しいんですよね) 新聞のインタビューでミック・ジャガーが、「まだまだ勉強することはいっぱいある」と言ってたのを読んで仰天したのですが、よく考えてみるとこれは絶大なる自信のなせる技だな、と思いました。自分に自信のない人は自分で勉強しない。ただ人の言うことをうのみにする。自分のなかにある確かな選択眼がキラリと光ってるから、いっぱい吸収して、しかも自分を失わずにいられる。塾に行かずに勉強できる才能っつーんですかね。その才能を還暦過ぎても研ぎすまし続ける。 かっこいいなあ。 オヤジだから、とコンピューターに拒否反応を示したり、何でもかんでも若い部下に質問してばっかいる方には、これ聴いて反省してもらいましょう。 70年代のアルバムはもっと良かったとか、昔の会社の花見はもっと盛り上がったもんだとか、不確かな過去を振り返らずに、今のストーンズのリアルな音を楽しんでくださいな。
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