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Doppelganger / Fall Of Troy
2005.4.16 112  CD
I Just Got This Symphony Goin' / Act One Scene One / FCPREMIX / You Got A Death Wish Johnny Truant / Mouths Like Sidewinder Missiles / Holy Tape / Laces Out Dan / We Better Learn To Hot Wire A Uterus / Whacko Jacko Steals The Elephant Man's Bones / Tom Waits / Macaulay Culkin 


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聴いたら燃える
< 燃え尽きる衝動的な感情 >

いつもゆるやかな音楽に身を任せていると、
たまに、激しい音楽が聴きたくなる。

そんなタイミングで、こういう音楽に出会うと、
頭の先から足のつま先まで、電流が流れるような衝撃に襲われる。

M-3、M-5の疾走感がたまらない。
変則的なリズムに、ギターやベースが巻き込まれ、
そのままグルグルと駆け巡るサウンドに、
聴く者も飲み込まれていくだろう。

こういったテクニカルなバンドは、
たまに機械的に感じる場合があるが、
彼らは違う。テクニックだけに頼っているわけではない。

彼らは、テクニックの高さもさることながら、
ロックの根底にある「感情」を剥き出しにしている。
感情の高ぶりが、激しいギターに、
うなるベースに、たたみかけるドラムに、
姿を変えているだけだ。
そのためのサウンドであり、
あくまでサウンドは、そんな彼らの感情を
吐露するための道具にすら思える。



どこか退廃的なジャケットは何を意味するのだろう。
それとは対称的なサウンドだが、見るものをハッとさせる。

あまりに自分がぬるく生きている事を実感させられる。
こういう音楽に出会うと、「生きるって、もっと泥にまみれて叫び続けること」
なのかもしれない。と強く感じる。

人間はもっと、熱く生きられる。
感情を吐露することは、とてもカッコいい。
本気でそれをあらわにすれば、不恰好になるはずがないのだ。
間違いなく、それを彼らが証明してくれている。


人間の根底に潜む感情。それこそが、人間そのものなのだ。

Fall Of Troyのサウンドには、それがまっすぐにあらわれている。


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2006/7/25 オオキ サエリ
☆


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