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ソニー・ロリンズとジョン・コルトレーンのテナー対決。 二人ともテナーの巨人、大物だ。 結果は、ロリンズの圧勝。 コルトレーンの攻撃を、あっさりと彼のフレーズを模して余裕で切り替えしている。 まるで合気道の達人だ。 必死のコルトレーン。 余裕のロリンズ。 音の貫禄、表情からして、ロリンズのほうが1枚上手。 ただ、コルトレーンを弁護するわけではないが、新しいフレーズを試行錯誤しながら勝負しているというハンディはコルトレーンにはある。 手持ちの札で勝負をするだけではなく、勝負中においてすら、もっと新しいこと出来ないかな、もっと人と違うこと出来ないかな、と己のスタイルを模索しているのがコルトレーン。 勝負半分、己への厳しい眼差し半分。 そんな修行僧のようなコルトレーンも、味わい深い。 表題曲以外は、《ポールズ・パル》が良い。 このような、なんでもない曲を、なんでもないようにサラリと余裕綽々に吹くのが、ロリンズのすごいところ。
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