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| 暑いですねー。でも、7月のあまりな天気にウップンがたまっていたので、今の「The 夏」な天候はわりと好きです。セミの声も「もうスイカもアイスも食べていいよ」と告げてくれているかのようです。 で、春に素晴らしい新譜が届いたので、今回はこれを紹介したいと思います。買ってからずうっと忙しくて聴くヒマなかった。で、今になってしまった。すみません。 Paul Simon "Surprise" もちろん、読者層の方々はご存知でしょう。サイモンとガーファンクルの人。ソロになってからの作品を聴いた方もいらっしゃるであろうと思われます。ワタシも何枚かヘビーローテーションなアルバムあります。 で、今回のアルバムではブライアン・イーノとの共同プロデュース、と聞いてのけぞりました。やるときゃやるって思ってたけど、まさか……。 とどまることを知らない風のような人である。 ワタシの尊敬する人物像としてはスナフキンがあるのだが、実在するミュージシャンの中では、きっと、ポール・サイモンが最もそれに近い人、のような気がする。 あんな有名なユニットをやっていたのに、解散したあとの彼の足取りは、まるで風である。 拘泥しない。ひとつところにしがみつかない。いつも新しいモノを発見している。いつも新しい場所を歩き続ける。しかし、過去を否定しない。そして心から全てをエンジョイしている。 有名になってからクリエイターでい続けることがいかに難しいか。 役職を手にしてから斬新な企画案を出し続けることがいかに難しいか。 読者の方々にも思い当たるフシはないですかあー。 で、ポール・サイモンの散歩力に感服するのです。そよ風のエネルギーに驚くのです。 今回のアルバムも歌詞がいいなあ、メロディーがいいなあ、ブライアン・イーノがオトナのいい仕事してるなあ、などと感じながら、あっという間に最後の曲まで来てしまいました。風の力のなせる技ですね。 最後の"Father and Daughter"っていう曲がまた親バカでいいっす。こてこてな親バカ愛を息子さんと一緒に楽しそうに歌っている。普通は許されないだろっ! しかし、風の力ですんなり聴いてしまう。「こんなパパだったらステキだろうな」とさえ思えてくる。しかし物まね厳禁。誰がやっても美しいワケじゃない。 夏本番。ポール・サイモンの風でしのいでくださいませ。 (2006年8月レコメンド!)
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