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ミスター・リズム<期間限定生産盤> / Freddie Green
2006.7.26 BVCJ-38120 ¥ 1,500 (税込) CD
アップ・イン・ザ・ブルース / ダウン・フォー・ダブル / バック・アンド・フォース / フリー・アンド・イージー / ラーニン・ザ・ブルース / フィード・バッグ / サムシングズ・ゴッタ・ギヴ / イージー・ダズ・イット / リトル・レッド / スインギング・バック / デイト・ウィズ・レイ / 星に願いを 


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聴いたらナゴむ
刻みの凄み。

このギタリスト、リズムを刻むだけです。

コードをカッティングで、ちゃっちゃっちゃ、って。
この刻みが、カウント・ベイシー楽団にゴキゲンなノリをもたらしたわけだけれども、リーダー作では彼のソロ聞けるのかな?と思いきや、こちらでも刻むだけ。

しかし、刻み以外の一切を捨て去り、刻みだけに徹した男の凄みはスゴイ。

ギターという楽器は、いろいろな奏法に対応できる引き出しの広い楽器だが、フレディ・グリーンという男は、ギターに「刻み」の要素だけを求めた。
他の要素はすべて捨て去った。
自分を「刻み男」と位置づけた。

そういう男は強い。
演奏をグルーヴさせることだけに専念し、「たまにはソロとろーかなぁ」なんて色気は露ほどみせないストイックさ。刻みに迷いがない。
盟友ミルト・ヒントンのベース、ジョー・ジョーンズのドラムスとのコンビネーションは息もバッチリ。

彼らの繰り出す一泊は、悠久の時間。
拍と拍の間に無限のスペースが広がる。

ほがらかで、リラックスして、柔らかくて、じわじわと次第に内部から突き上げてくるようなグルーヴ。
この温かみは、刻みに徹した職人ギター男しか出せないものだ。

刻み男、唯一のリーダー作だ。


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2006/9/13 高野 雲
☆☆☆

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