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詠時感(エイジア)〜時へのロマン / Asia
1995.10.4 MVCG-18501 ¥ 1,835 (税込) CD
ヒート・オブ・ザ・モーメント / 時へのロマン / 孤独のサヴァイヴァー / ワン・ステップ・クローサー / タイム・アゲイン / この夢の果てまで / ウィズアウト・ユー / 流れのままに / ときめきの面影 


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聴いたら燃える
産業ロックの代表格としてロック・ファンからは斜めに見られ続けてきた
微妙な立ち位置のバンドです。

『産業ロック』という言葉は、音楽雑誌『ロッキング・オン』の元編集長、
渋谷陽一氏によって命名された言葉で、当時のラジオ番組なんかでも
この手のグループを槍玉にあげるときによく使われていました。

そんな『産業ロック』の中でも、私が一番よく覚えているのが、エイジア
の2ndに収録されている『ドント・クライ(Don't Cry)』で、この曲は
当時高校生だった私にさえ、なるほどこれは産業ロックだ、と思われて
いた程で、売るためだけに作られると、いかに『ロック』とは言え、
こんな風になってしまうんだと妙に納得していました。ジャーニーの
『セパレイト・ウェイズ』も同じくです。

渋谷さんがこれをオンエアする時に『いやあ〜産業ロックですね。
もうここまでくるとハンバーガーと同じですね〜』と言ったのを聞き、
思わず噴き出した覚えがあります。

さて、今回御紹介するのはそんな産業ロックの雄(!?)、エイジアの
1stアルバムです。

恥ずかしながら、私自身は、当時、あまり状況を理解していなかった
のですが、このグループはメンバーが凄いのです。元ELP+元イエス+
元クリムゾン+元バグルスという凄まじいラインナップで、もう
ブラインド・フェイス(BLIND FAITH)状態です。それを知った上で
聴いていたら、小心ものの私はすっかり名前負けしてしまって、もっと
かしこまって聴いていたに違いありません。知っていた方が良かったのか、
知らなかった方が良かったのか。

1982年というとそれだけで『最近』扱いされて、70年代ロック・ファンの
スコープからは完全に外れてしまいますが、もう四半世紀も前のこと
なんですね・・。CDが初めてプレスされた年と聞くと、いかに昔かって
ことがよくわかります。

ところが、改めて聴いてみると意外といいんです。コレ!(こらっ!)

のっけのヒート・オブ・ザ・モーメントはベタ過ぎてちょっと顔が
赤らんでしまいますが、続くA-2は、やっぱり最強です。邦題『時への
ロマン』。かっちょいいー!もうこれにつきますね、この作品は。

ジャケを彷彿とさせる海のかなたから奏でられる大袈裟なキーボードの
調べ、とさりげない裏ドラムス。さすが、元アトミック・
ルースター(ATOMIC ROOSTER)。カール・パーマーだと思って聴けば
鼻血です。

それから、このサビの歌メロはどうでしょう。アルフィーの『星空の
ディスタンス』のような勇気みなぎるもので、落ち込んだらコレです。
まさにカーステ、カラオケにぴったり。みんなで歌おう
『ユッ・リーヴィン・ナウ!』

80年代近辺のプログレとしてはUKなんていうグループもありましたが、
中途半端にそ っちを聴くよりも個人的にはこっちが好きです。


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2007/8/19 クレイジーワールドレコーズ
☆☆

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ShinSeiDou @TOWER.JP

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