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| Recommend!! | ||
| オススメのアルバムを選ぶのは大変難しいのですが、1枚だけとなるとやっぱりこの名盤でしょう。 スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンが1982年にソロ名義でリリースしたこの作品は、僕の人生で一番聴いたアルバムです(笑)。 計算され尽くしたアレンジ、超一流のミュージシャンたちによる完璧な演奏、時間をかけて丁寧にミックスされたサウンドは、何度聴いても新しい発見があり、 まさに奇跡的とも言える名盤だと思います。 コード進行などはジャジーでありながらジャズ理論では解析できないユニークさを持ち、ロック、ソウルなどのエッセンスが絶妙にブレンドされることによって、 独特のムードを醸し出しています。このあたりもミュージシャンの必聴盤といわれたゆえんでしょう。 ちなみに、以前グレッグ・フィリンゲインズに会えた時「Maxine」のピアノ・プレイが好きだと言ったら、あれは全部フェイゲンが指定した書き譜だと言われて驚いた経験があります。 サウンドだけでなく、上手いのか下手なのかわからないヴォーカル (笑)や、コーラスのアレンジも素晴らしく、一度ハマるとやみつき になります。 また、1950年代のアメリカ青年が持っていた未来の夢を描いたという歌詞もなかなか深く、スティーリー・ダン時代と同様なシニカルなものから、ちょっとロマンティックな曲もあって楽しめます。 数えきれないほど聴いたこのアルバムですが、僕がこれまで作ってきた音楽(クラブ系やダンス・ミュージック、R&Bなど)に直接的な影響はありません。 KI☆LAのアルバムをちょっと聴くと普通の女性ポップスだと思う方もいるでしょう。ドナルド・フェイゲンから受けた影響というのは、ジャズっぽさとか表面的なことでなく、 もっと深い部分なのです。アレンジやミックスに対する完全主義的なアプローチというか…。 名盤の条件というのはアルバムに突出した曲がなく、どの曲もそれぞれ良くなければいけない、ということもこのアルバムから学んだひとつです。 もし貴方がミュージシャンを目指している方なら、このアルバムを耳コピーしてみるとすごく勉強になると思います。 ジャンルとか関係なく、名盤をコピーするのは名画を模写するのと同じで、アレンジやサウンド・メイキングの基礎体力がつくからです。 …というわけでKI☆LAのアルバムもぜひ!よろしくお願いします(笑)。
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