|
|
1人がレコメンドしています |
自分もレコメンドを書く |
|
| Recommend!! | ||
|
サテンの夜の大ヒットで有名なムーディー・ブルースは、プログレ、 サイケのグループとして語られることが多いのですが、その実、初期は ザ・フー(THE WHO)も真っ青のゴリゴリのR&Bを演奏していました。 このデビュー・アルバムはそんなR&Bがたっぷり詰まった作品で、 ビート系ロックに興味があり、かつ初期のプロコル・ハルムが大好きで 堪らない、という方にとっては、きっと愛聴盤となる事でしょう。 大ヒットしたA-3はヒットしただけのことはあって、文句無しに 素晴らしい出来です。この曲のためだけにこのアルバムを買ってもいい! という位良いです。 哀愁漂うヴォーカルとジェントルなピアノの響きは確かにこの後 プログレ・グループに羽ばたくことを予感させてはくれますが、それでも これは生粋のビート・ロックだと思いますね。ボクは。 特に縦に刻むピアノは一聴した限りではその深さは伝わらないくらい深く、 その分聴きこむと甘酸っぱすぎて大変なことになります。メーテルと別れ 汽車は旅立つ・・、そんなシーン(ないですか?)のバックで流したら 一生モンですね。プロコル・ハルム(PROCOL HARUM)の2ndに漂っている ウェットさと同じウェットさです。 この曲以外はビート・ロックというより、バリバリのリズム&ブルースが これでもかこれでもかと収められているA面ですが、ところどころで ピアノが幅を利かすのがこのグループの特徴ですね。 尚、A-5は、絶対にザ・フーの1stを意識してるでしょ、ってツッコミを 入れたくなるような仕上がりで、あまりに意識しすぎているせいか、 もう思いっきりタメまくりです。逆にこっちを先に聴いたら、フーのは 物足りないかもしれません。 基本的にはこの当時のブリティッシュ・ビートのグループは総じて こういう音をやりたかったんだろうな、という感じの安心できる音が アルバム全体を支配しています。ヤードバーズ(YARDBIRDS)の1stや ストーンズ(ROLLING STONES)の1st、ザ・フーの1st、このあたりと 仲間です。 ちなみにB面ラストの『バイ・バイ・バード』は異常に盛り上がります。 演奏が。貧相な楽器での限界点にまで到達してしまったような印象は、 まるでヤードバーズの『アイム・ア・マン』のようです。後半の リズム隊の爆発力は凄まじいもので、背水の陣の如く一歩も引かない 決意をとくとご堪能頂ければと思います。
|
|
|
|
|
|
|
|
(C)Copyright 2002. All rights reserved by RespectMusicJapan webmaster@recosell.com |