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| 1992年、幻の8thアルバム『モンスター』を発表せずに活動を休止し、 ソロ・アルバムを挟み、約4年ぶりに“解凍”された新生P-MODELによる、 テクノ・ポップを引き受けた8thアルバム。 サウンド、ヴィジュアル共に「テクノって、こんな?」 というイメージを『わかりやすく』体現してみせるその音と井出達は、 打ち込みによる反復ビート、アナログ・シンセのブリープ音、SFチックなBODYスーツと、 テクノを知らない人が想像するようなものだった。 私はこの時、『私達の音楽について来れないのなら、 私達があなたたちに解り易いイメージに、近寄ってあげましょう』という 世論を逆手に取ったような平沢の新たな攻撃が始まると感じた。 が、そこは平沢率いるP−MODEL。 ジャンクなサンプリングスネアのハイパーソング『SPEED TUBE』 バロック音楽を想像してしまう『2D OR NOT 2D』 お茶目なことぶき光の才能が光る、 平沢・ことぶき、掛け合いダブルヴォーカルの『LAB=01』 メロディはソロを通過したた為か歌心も入り、お得意の雄叫びもファルセットも入る。 テクノなだけでなく、ロック、クラシック、パンク、プログレと 様々な音を取り入れ消化していく。 デビュー時はテクノポップと言われていても、 実際は元プログレバンドで、パンクに触発されて始まり バンドは4ピース(G・Vo、B、Key、生D)と、実際今のテクノからは 程遠い音でスタートしたP−MODEL。 その音はテクノではなく、数多くのロックバンドに影響を与えた。 そんなバンドなんですから、唯一無二な『テクノ』なんです。
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