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ジャーマン・ヘヴィー・ロックの名盤として”名低い”デビュー・ アルバムに続くこの2ndアルバムは、彼らのラスト・のアルバムでも あります。 まずは、メルヘンチックこの上ないジャケットに心を奪われます。 一度見たら忘れられないジャケットというのは、レコード・コレクターに とって非常に大切な要素で、どんなに素晴らしい内容でもジャケが いまいちだと、どうしても印象が悪く、損をしてしまっているというの はまぎれもない事実だと思いますね。例えばイタリアのカンポ・デ・ マルテ(CAMPO DI MARTE)は絶対損していると思いますね。あれが ヒプノシスのデザインだったら、きっとキングからも再発が出ていたに 違いありません。 横道にそれましたが、本作のようなメルヘン風ジャケットというのは ドイツという国柄と70年代という時代を考えた場合、逆にシュールに 展開する恐れがあり、グローブシュニット(GROBSCHNITT)の1stのような 内容だったら、これは究極的に恐怖のジャケットだなとひそかにワナワナ して針を落とすわけなのですが、いざ出てくる音はジャケ通りの メルヘンがかったもので、肩透かしを感じつつも胸をなでおろすのです。 でも、内ジャケはそのイメージのまま怖く、これはメンバーの写真なの ですが、いかにも「裏門でで待っとれや、ワレ!」(河内弁・・?) みたいな怖いオニーサンたちが佇んでおり、一体御本人たちは、 表ジャケの、あの、かわいいデザインを知っていて、このような 内ジャケの撮影に臨んだかどうかが気になって仕方がありません さて、ジャケはともかく、肝心の内容ですが、流石に1stでハード・ ロックをビシッ!とキメていただけあって、足腰は鍛えられています。 安心して聴いていられるサウンドです。 この安心感は、UWFインターの新人を見ていると危なっかしくてしょうが なかったのに対し、新日本プロレスの新人は安心して見ていられた、 というその安心感に似ています。 また話がそれました。 A-1が名曲で、この曲の後半のヴォーカルの伸び上がりは、一瞬ゲイリー・ ブルッカー(GARY BROOKER)のような表情を見せ、ブリティッシュ・ ファンは思わず巻戻してしまいます。(「巻戻し」って死語ですか?) そしてメルヘン・ロックにはかかせないのがメロトロン! 不思議な楽器です。このジャケットにしてこの楽器ありといった感じです。 A-3での畳み掛けるメロトロンのどしゃぶりは、泣けます。 スクール・ウォーズ級です。
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