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ライヴ・ワイアー / Jeff Beck
2009.2.18 EICP-20022 ¥ 2,500 (税込) CD
フリーウェイ・ジャム / アース / シーズ・ア・ウーマン / フル・ムーン・ブギ / 闇 / スキャッターブレイン / 蒼き風 


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聴いたら燃える
エリック・クラプトンとの夢の共演で盛り上がりを見せるジェフ・ベック。
私もそうですが、ご覧になった方は、きっと未ださいたまスーパー・
アリーナの興奮冷めやらぬ状態なのではないでしょうか?

個人的には普通にヴォーカル入りのバンドでのジェフ・ベックのプレイが
好きではありますが、ベック・ボガート&アピス以降のジェフ・ベックは
ジャンルにとらわれないクロス・オーバーな活動を展開しています。

さて今回ご紹介するアルバムは、伝説のギター・アルバム、『ワイアード
(Wired)』のライヴ版(邦題『ライヴ・ワイアー』、原題『Jeff Beck
With Jan Hammer Group Live』)で、キーボード奏者、ヤン・ハマー・
グループを従え、彼のキーボードとのガチンコ勝負が異常な緊張感を
生みだしています。

アルバムの感じとしては非常にクロス・オーバーな印象が強く、普通の
人が聴いたら、単なるフュージョン・アルバムのような印象を受けるかも
しれませんが、ギターに一家言のある人が聴いたらガラリと印象が
変わってくると思います。

ヤン・ハマーのプレイも決して悪いものではなく、ベックのギターとの
迫真のバトルという感じで、無限のシナジー効果を生みだしています。

特にA-1の『フリーウェイ・ジャム』なんて、もうまさしくフリー
ウェイ・ジャムという感じで、遥か彼方からフリーウェイに突入して来る
ようなかっこいいイントロ!そしてあのリフ!!!

まさにこのふたりがフリーウェイでぶつかりあっているかのようで、
最初から最後まで実にスリリングです。スタジオ盤とは別の曲だと
思ってもいいようなスケールです。

もっとも、私のような素人の人間があーだ、こーだ言う次元ではないこと
は言うまでもありませんが、ギターひとつでこれだけ表情豊かに奏で
られるのって凄いと思います。ジェフ・ベックが演奏している手元の
映像を拡大動画で保存しておきたい一曲です。

そして、ハイライトはやっぱりB-3!

これもカチっとした内容のスタジオ盤にくらべると、ライヴならではの
生々しさに迫力が倍増し、世界中のギター小僧達の血を煮えたぎらせたに
違いありません。完全にヤン・ハマーがノック・アウトされています。

曲としては『レッド・ブーツ』(Led Boots)の方がカッコイイと思うのに
このライヴを聴いてしまうと、こっちの方が好きになってしまそうで、
そういう意味ではこのメンバーでの『レッド・ブーツ』のライヴも
聴きたかった…という事になるのですが、とにかく、この曲は凄いのです。

そして中間部に何食わぬ顔して挟まれる『トレイン・ケプト・ア・
ローリン』(Train Kept A Rollin')のリフが、また!
ここで更に血が沸き立つこと必至です。


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2009/2/27 クレイジーワールドレコーズ
☆☆

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ShinSeiDou @TOWER.JP

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