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2005年04月30日

DECADE / 米米CLUB

いやはや毎度です~。やっとこさ春らしくなってきましたね~。
そんなこんなで前回ワタクシが初めて買った洋楽を紹介いたしましたが、
今回も初めて買ったCDシリーズ!今回は初めて買った邦楽CD!
初めて買ったってだけではなんのレコセルにもなりませんが、
このアルバムは初めて買ったCDでもあり、僕的にもちゃんとお薦めしたいCDです。

このアルバムにはあの名曲『君がいるだけで』が入っています。
まあ当時この曲が聴きたいがために買っただけでありました。
それから十数年封印されてきたのですが、
最近になって、ちょっと久しぶりに聴きたいなぁなーんて思って
引っ張り出して聴いてみたところ、
なんやこれ!!めっちゃかっこええやん!!
こんなにもファンキーなグループやったん!?
十数年封印してきたことを後悔するくらい衝撃を受けたわけです。
なんつーかね、カールスモーキー石井が素敵なのはもちろん
バックの演奏陣がやばすぎるでないの。
知ってましたか?このバンド(?)がめちゃファンキーなバンドやったっちゅうこと。
ファンキーなだけでなく名曲『君がいるだけで』のような
心癒される曲も盛りだくさん。

とにかくやりたいことをホントに楽しくやってるって感じのアルバムですね。
実に素晴らしい。理想のアルバムですね。
ちょうど今の季節にぴったりな感じのアルバムではないですかね。
これから僕のCDケースに入る必需品の一枚になること間違い無しですね。
小5ん時にシングルを買わずなぜかアルバム買った僕を誉めてあげたい。
今のJ-POPシーンにもまたこのような
大それたグループが出てきて欲しいもんです。


ガロンガンジー
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2005年04月29日

緑の沖縄 / 登川誠仁withソウル・フラワー・ユニオン

沖縄限定リリースで話題を呼んだ今作。多くの登川誠仁ファン、ソウル・フラワー・ユニオンファンの熱い要望にお応えしての全国盤。沖縄限定盤では、鮮やかな緑色のジャケットでしたが、全国盤はポップなオレンジ色で登場です!

スピリチュアル ユニティ / 登川誠仁
こちらでもソウル・フラワー・ユニオンとの共演が聴けます。


リスペクト レコード

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2005年04月28日

ア・モナスティック・トリオ / Alice Coltrane

ジョン・コルトレーンが没した翌年にリリースされた、アリス・コルトレーン初リーダー作で、アリス以下、コルトレーン・バンドの残りのメンバーで録音された、コルトレーンへの鎮魂歌集的なアルバム。

全体的にうっそうと立ち込める、ダークなトーンに塗られた雰囲気の中から、アリスのこの上なく美しいピアノやハープの旋律が立ちあがり、メンバーそれぞれの音と共鳴する。全ての演奏は言うまでもなくジョン・コルトレーンに捧げられているが、彼女達がここで演奏している音楽は、コルトレーンの音楽のコピーや、単なる懐古ではなく、コルトレーンが大きく切り開いた”JAZZ”のルーツへの入り口と突破口のさらに内側にあるものを、オリジナルな感性で真剣に表現しようとしているものだ。このアルバムでのゾクッとするほどに美しいアリスのハープの響きの中に、アリス・コルトレーンという一人の独立したアーティトの底知れぬ個性をかいま見ることができる。

テナーを吹いております。
高良俊礼

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2005年04月27日

The Sound of SOFTLY! vol.1 tribute to Flipper's Guitar

もし私が曲を作ったりアレンジしたりすることが大好きだったとしてもフリッパーズ・ギターのカバー、アレンジにだけは手を出さないような気がする。思い入れが強すぎて、何回も聴きすぎて、とりかかろうとしても固まって立ちつくして途方に暮れてしまいそうだ。
そんなことを思いつつ手にとったこのアルバム、インディーズで活躍中のバンドたちがどんなふうにフリッパーズの曲を演奏してるかっていうと、これがもう、思うがままにのびのびとフリッパーズへの愛を表現してる。それも自分たちのバンドのカラーを良さをオリジナリティを、存分に発揮して。
思えばフリッパーズも過去に愛してきた音楽への愛と感謝をたっぷり込めてあの3枚のアルバムを作ったのだと思う。
そして今度は、フリッパーズに大きなインスピレーションをもらった若いバンドたちがフリッパーズへの愛と感謝を込めて作ったこのアルバム。
これこそ「トリビュート」なんだな、ってストレートに思った。

数年前、「hideトリビュート SPIRITS」を聴いた時にも同じことを思った。あの「ピンクスパイダー」をコーネリアスが一体どんなふうに!?って。自分にとって胸に突き刺さるような衝撃と感動を感じた「ピンクスパイダー」、思い入れは深く、いくらコーネリアスREMIXとはいえど、正直オリジナル以外は聴きたいと思わなかった。もしかしたら聴かないほうがいいのかも、と思いつつ、こわごわCDをかけた。
「ああ、こういうことなんだ」ってすんなり思った。コーネリアス流にhideへの想いや敬意を込めて、遊び心いっぱいで、けれどどこか切ないサウンドの「ピンクスパイダー」、涙が出るほど心に沁みた。

そしてこのフリッパーズ・ギターに参加のバンドの中には、昨年ひょんな出会いから聴くようになったバンドもいくつか含まれており、私も負けていられないな、って思った。
フリッパーズから繋がっている出会いとリンク、沢山もらったインスピレーション。それを音楽でなくても何らかの形で作品にすることが出来たなら、きっと私もそこには「フリッパーズ・ギターに捧ぐ」って、隅っこに小さく書くと思う。


レレレーヌ・レイコ

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2005年04月26日

SONGS OF SAKANA~いろんな場所に君を連れていきたい

さかなから伸びたニューワールド

インディーズ界の至宝さかな
結成20年です。
何度かのメンバー・チェンジを経つつも、
POCOPEN、西脇一弘のふたりを中心に、
知っている人は知っているという
とてもアンダーグラウンドな香りのする活動を続けている彼ら。
並みのセンスじゃそんな続かないです。
そしてそれを記念かどうかしりませんが、
”さかな”の虜となったアーティストたちもまた
POCOOENに負けずとも劣らずの素晴らしいボーカルで聞かせてくれます。


@まぎー

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2005年04月24日

babe / noa noa

フルート使いがたまらんっ!!Saudade Groove from Tokyo、NOA NOAサイコー!!

大阪でレコ屋店員をしていた頃、サバービア系の音楽に目覚めたボクは
公園通りのカフェ・アプレミディでお茶することが夢でした。
その後転職して、なんと渋谷の神宮前で働くことになったので
念願のアプレミディデビューを果たしました。

とにかく渋谷は刺激の多い街で、外回りをしていたんですが、レコ屋とカフェにはめちゃめちゃ行きましたねぇ(シミジミ)。

で、アプレミディに行くとフライヤーはいろいろ持って帰るんですが、その中にNOA NOAの「Babe」がありました。

残念ながら東京を離れてしまった後、発売になって聴いた訳なんですが、衝撃でした。
リーダーのBENさんもアプレミディのスタッフということをその時は知らなかった・・。

奇跡の名曲、スティーヴィー・ワンダー「bird of beauty」。
いろんな人がカヴァーしたものを聴いてきました。
曲がとにかく素晴しいからどれを聴いてもしあわせな気分になります。
でもNOA NOAが一番!!
とにかくフルートの音色が心に響く~~っ。

そして更に衝撃を受けたのが「bird of beauty」に負けないくらい素晴しいオリジナルの数々。
特に3曲目「bird」、10曲目「あふれる想い」、ツボです。

懐かしさ、切なさ。すっごく温かい気持ちになれますね。
今の東京の音楽シーンを象徴するような「眩しさ」を感じる存在です。


サテンミュージック

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2005年04月22日

「ニュー・シネマ・パラダイス」オリジナル・サウンドトラック 完全盤 / Ennio Morricone

抱きしめたくなるメロディ!
形のないものを抱きしめたい時ほど、じれったくて、切ないことはないかもしれない・・・。愛しい人に会いたくてたまらない、でも会えないっていう時のような・・・。

自分が大好きな事や物とリンクするものって、個人的感情で過剰評価をしてしまうことってありますよね?私も、この映画には個人的な思い入れが強いので、これは他のどの映画音楽よりもすばらしいハズ!って思っているところがあるかもしれない。だから、何度も繰り返される同じメロディーも、ずっと心地よく聴いていられるのでしょう。

思い入れが強いからこそ、ここに紹介するのをためらったんですが。でも、エンニオ・モリコーネも初来日することですし!出血大サービス!なんて、私がサービスしても・・・。とにかく、この文を読んだ人たちに、自分にとって思い入れの強い何かを思い浮かべて、それにリンクする全てのことを、愛しく感じるきっかけ作りになってほしいと思ったんです。そしてそのリンクすることの中に、何か音楽を思い浮かべることができたら、ほらっ!抱きしめたくなる音を見つけることができましたね!・・・なんて、「君に言われなくても!」って声が聞こえてきそうですが。・・・ただね、なんだか~なこの世の中、愛しいと思えることがこ~んなにもいっぱいあるんだよってことを再認識してみるのもたまにはいいんじゃない!と思ったんです。

私にとって、そういうことを再認識するきっかけになるのがこのサントラなんです。
トトもアルフレードも、他のキャストも、音楽も・・・映画に出てくる全てが舞台でもあるシチリア島にさす光のようにキラキラです。そして映像から飛び出した音楽だけで聴いても、そのキラキラがやむことはありません。でもそのキラキラを実際に抱きしめることはできません。だからこそグッとくるのかなぁ。

さぁ!映画を観よう!音楽を聴こう!愛しいことをいっぱい見つけよう!

イビサ・ドリーム / サウンドトラック(comlpiled by ホセ・パディーヤ)
同じ地中海に浮かぶ島を舞台にした映画。でもきっと違う香りがするんだろうなぁ。聴き比べてみたい。
The Most Beatiful Melody / Ennio Morricone
きっとこれは持っていて損のない一枚のはず!


いなみ

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2005年04月21日

THE REVEREND AL GREEN / EVERYTHING'S OK

きましたねー、アル・グリーンのニューアルバム! BLUE NOTEからの第2弾! 前作から1年ちょっとでもう新譜ですよ。マジで絶好調じゃないすか。日本盤のオビにウルフルズのトータス松本のコメントが、

「何これ前のやつよりいいじゃないですかさらに。エブリシング イズ OK!ですわ。」

これを見て、試聴もせずに買った。トータスは、ブルースやR&Bをカヴァーしまくったソロアルバム『TRAVELLER』をリリースしているくらいの黒モノ好きだし、このコメントには彼のホンネが出ていると感じた。

前作は、往年のハイサウンドの再現だったといっていい。今さら同じことやられても・・・なんてこと言ってる人もいたようだが、オレ的にはバッチリ楽しめちゃいましたよ。新しいとか古いなんてどうでもよくって、いい曲、いいアレンジ、いい演奏、そしていい歌、音楽に必要なものが全部揃っていて、しかもこの時代に不思議と違和感なく受け入れられた感じがある。あと、全盛期のアルバムにはどこか"歌わされている"感があって、自由に歌いまくるこのアルバムの方が個人的にはこっちの方がす~っと心に入ってきたっていうのもある。とにかく、このメンバーが揃えば今でもこのくらいのものは作れる。今回の新譜を聴いたあとでは、このBLUE NOTE移籍第1弾は、挨拶代わりのアルバムだったような気すらしてくるのだ。

そして、今作。プロデュースとアレンジはもちろんウィリー・ミッチェル。参加メンバーは、基本的には前作とそう変わらない。ギタ-のティーニー・ホッジスが抜けているのは残念だけど、ピアノのレスター・スネルも、ベースのリロイ・ホッジスもいる。

まずあれっ?と思ったのが、名義が"The Reverend Al Green"になっていること。アル・グリーンは79年にステージから落下したことを"天罰"だと感じ、ゴスペルの世界に舞い戻り、ゴスペルのアルバムをリリースし続けてきたわけだが、セキュラーミュージック(いわばR&Bやポップス)への復帰がBLUE NOTE移籍なんじゃなかったのか。この理由はよく分からないが、とにかく、今回から彼はセキュラーミュージックも"牧師"の名の下に歌っていくということなのか。歌詞の対訳を見ると、あからさまな女性へのラヴソングもあるが、You=神様と置き換えられるものも少なくない。日本盤CDの解説(林剛氏)にもあったが、VIBE誌2004年12月号にアル・グリーンの記事が載っている。オレも店頭でこれを見て、表紙のアル・グリーンの名前だけで買ったものの、未だ読めず。英語の壁は高い。ここに何らかのヒントが載っている可能性もあるな。

そして、肝心の音である。もちろんハイサウンドではあるのだが、前作のようにあからさまな往年のそれの再現とは違って、確実に2005年のアル・グリーンという進化した形を聴かせてくれているのが頼もしい。ハイサウンドならではの躍動感はそのままに、音の質感の微妙な違い、ブルージーというよりはスピリチュアル、より繊細で深みのある表現、しかし歌詞はシンプル(作風がゴスペルに近づくと、歌詞はシンプルで分かりやすいものになる傾向がある)と、今の時代のR&Bに求められるものを最良の形で表現してくれたとすら感じる。先に書いたトータスのコメントには続きがあって、その最後を「この時代に、これはいろんな意味で新譜です!」と書いて締めている。さすがミュージシャン。ただのリスナーとは違う部分で感じるものがあったんだろう。的確な指摘だ。
今回はカヴァー曲もあり。ビリー・プレストンやジョー・コッカーで有名な「You Are So Beautiful」。これもいい出来です。この曲だけモノラル録音なのはなぜ? それならこの曲だけモノラルのまま7インチ切ってください(モノラル&ドーナツ盤好きなんす)。もちろん、ヴォーカルにも衰えは見られない。ホントに絶好調なんだろう。ファルセットも使いまくり。これでホントに58歳なの!? ちなみにウィリー・ミッチェルは76歳! こんな年寄り(失礼)どもにウキウキさせられちゃうなんて、なんかすごくいいことのような気がするぞ。ついでに、アン・ピーブルズもウィリーといっしょに新譜作ってくれないかなぁ。

音もいいんですけどね、アル・グリーンがものすごくいい顔してるんですよ。穏やかでハッピーで、裏ジャケの写真も最高です。ただね、日本盤とEU盤はCCCDです。もう止めろよ、いい加減に。US盤は普通のCDで歌詞もついているので、解説とか対訳が欲しい人以外は、US盤が賢い選択です。

いけたな
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2005年04月20日

バタフライ / 笠井紀美子 with ハービー・ハンコック

笠井紀美子のアルバムというよりは、ゲスト歌手を迎えたヘッド・ハンターズのアルバムとでもいうべきでしょうか。

来日したハービー・ハンコック率いるヘッド・ハンターズをバックに堂々とヴォーカルを披露する笠井紀美子。
重量級リズムセクションをバックにしながら、堂々とした歌いっぷりです。

ハンコックのエレピも最高だし、《処女航海》や《サンライト》まで歌っているので、ハンコックファンも気になるところでしょう。

意外と知られてない、
「へぇこんなアルバムもあるんだ、でも結構イイじゃない?」
な1枚。

撮影:2004/3/14
高野 雲

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2005年04月19日

音楽図鑑完璧盤 / 坂本龍一

軽快な snap shot に percussion、当時は気がつかなかった胡弓の "Tibetan Dance"、
"Etude" の哀愁は西洋の衣をまぶした和製の心、

そして、
"Welcome to the PleasureDome" もびっくりの湧き出る極彩色緊迫イントロ、リズムが輪舞する "Paradise Lost"、

水の、ぽたっ、ぽたっ、と寂しげな "Self Portrait" は外に向いて展開し、
Paul Hardcastle も聴いて盗んだに違いない?! "旅の極北" のルポルタージュ、
"M.A.Y. in the Backyard" 反響する木琴の戯れは時に out of order、

宮崎駿を遥かに超える軽やかな翅で、"羽の林で"、
坂本龍一版(そして矢野顕子の)Animal Index な "森の人"、
Saxy な cafe の "A Tribute to N.J.P."、

美しい陶酔の "Replica" は、
アンドロイドの魅惑、
そして奇跡の煌めき、

electric Bushido に子供達が共鳴する "マ・メール・ロワ"、
12inch シングル、流行ってたなぁ。

様式美、その秩序正しさは、クラシック出身だからこそ。
様々な idea に、
どうしようもなく "日本" を感じる。


ヨノイ大尉よ。


windswept

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2005年04月18日

Violator / Depeche Mode

櫻井敦司(BUCK-TICK)がレコメンドする一枚

 ほんっっとにかなり好きなんですね。何年も前のアルバムですけど。なんか飽きないで今も聴いてます。僕らのデビュー当時くらいだったと思うんですけど、あるディレクターの方に教えてもらったというか、聴かせてもらったというか。ここ2年くらいリリースしてないですよね? あのバランスがすごく好きなんです。マーティン・ゴア(Syn & G)と、デヴィッド・ゲイハン(Vo)の。ゴアの暗さと、それを野性的な声で唄うあのバランスというか、アンバランスというか(笑)。繊細な感じがして好きだなあ。1回どっぷりとドラッグに落ちた時期もあったりしてね(苦笑)。そういう薬物やったからどうのって言ってるわけじゃなくって、精神的に落ちたところから出たというリアリティというか。サウンドももちろん好きですけど……なんか一緒に入ってくるんですよね、人となりと音楽って。そんなに深く貪欲にパーソナルなことを知ろうとは思いませんけど、繊細な感じがすごく好きです。でも繊細な音楽が好きかって訊かれたら……意識した繊細さはイマイチですけど、何事も自然に。ワイルドになる時も自然に。ワイルド感と繊細な感じを両方を持ち合わせてるものが好きなんです。それはデペッシュ・モードに限らず。どっちか一方だけでもつまらないんです。
(2003年7月レコメンド)



櫻井敦司(BUCK-TICK)がずっと好きな1枚

 えーと、3枚目は何にしよう?(笑)。……ずっと好きだっていうアルバムはありますね。やっぱり、デペッシュ・モードの『ヴァイオレイター』。これ、かなり前の作品ですけど。あれはいまだに……なんだろう? 自分なりに深い時間になると掘りだしてくるもので(笑)。

 その深い時間はいつかって? ……誰もいないときとか、猫さえ寝てるとき(笑)。これ、最近マリリン・マンソンがカヴァーしたやつも入ってますね。なんか、ずっと気になってるんですよね。マンソンがカバーやって、いいなぁ……って(笑)。デペッシュ・モードがいいなと思うところはね、雑誌とか見て、昔で言うドラッグに溺れてっていう。そこで這い上がって……って、自分なりに美化しちゃってますんで。ああいう歌詞の内容だったり、暗いメロというんですか、音作りというんですか。救いがない感じがして好きです。……うん、救いがない感じっていうのは昔からずっと好きですね(笑)。

 でも人生の中で、いちばんエニグマと言えるのは、エンヤの『ウォーターマーク』かもしれないですね。
(2005年4月レコメンド)

ソングス・フォー・ザ・デフ / Queens Of The Stone Age
櫻井敦司氏が最近買った1枚はこちら
Mona Lisa Overdrive / BUCK-TICK
BUCK-TICKの最新アルバムです。
Time to Say Goodbye / Sarah Brightman
こちらも櫻井敦司おすすめの一枚です。


音楽と人

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2005年04月17日

ラモーンズの激情 / Ramones

聴いたら泣く パンクとは、ものすごく大まかに言ってしまえば既存のあらゆること
に対して「何だコノヤロー!」と啖呵を切る行為である。しかし、「
何だコノヤロー!」と言うつもりが、「オーケー、ロケンロー!」と
勢いよく言ってしまったバンドがいた。それがラモーンズだ。

たった3つしかないコード、お約束の8ビートという、シンプル極ま
りない演奏に、長髪に革ジャンにジーンズという当たり前といえば当
たり前すぎるいでたちは、ロックンロールのカッコ良さそのものだ。

そして

- ヘイ! ホウ! レッツ・ゴー!

歌詞が分からなくても、この3つの言葉さえ覚えれば、彼らの音楽を、
一緒に楽しむことができる。今、ラモーンズのことが好きな人は、最
初その親しみ易さからラモーンズのことが好きになったに違いない。
その疾走感は心のもやもやを気持ち良く吹き飛ばしてくれるし、ポップ
な楽曲は、楽しい時に聴くともっと楽しい気持ちにさせてくれるし、悲
しい時や寂しい時に聴くと、どういうわけか泣けてくる。慰められてる
ような気持ちになってくるのだ。

このアルバムは、1976年にリリースされたラモーンズのデビュー・
アルバム。で、この後30年近くの長~いキャリアの中リリースされた
アルバムのどれもが、このアルバムで打ち立てた「3コード、ポップな曲」
という路線を維持している。ただポップなことをやって人気者になりたい
だけだったら、変わらないスタイルでずっと演奏できるわけがない。

ポップさ、爽快感、「泣ける感じ」に加えて、ラモーンズには楽曲の表面に
は出てこない、相当にハードでストイックな美学があったと思う。そんなこ
とを考えたら、また何かジワッときてしまった。なのでシチュエーションは
敢えて「聴いたら泣く」にしました。

テナーを吹いております。
高良俊礼

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2005年04月16日

追跡 / チェイス

聴いたら燃える トランペット4本+リズム隊によるジャズロックを代表する1枚。

「ラッパ4管なんてイロモノなんじゃないの?」と侮るなかれ。
リーダーのBill・Chase(Woody Herman Big Bandなどで活躍していた大トランペッター)を初め、一人一人が相当の実力の持ち主。
本当だったら自分のバンドを引き連れていても全くおかしくない面々なのだ。
そいつらが「俺の音を聴け!」とばかりにバトるのだから、熱い演奏にならないわけがない。
その強烈過ぎるサウンドは既に「イロモノ」と呼んでいいレベルを遥かに超えてしまっている。

その中でも"黒い炎"はマンハッタン・ジャズ・オーケストラやEM BANDなど、数多くのバンドによりカバーされるほどの名曲だ。


フヂ

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2005年04月15日

赤い夜の足音 / モダーン今夜

~サイコアナルシスを挑発するレジーナ~

EGO-WRAPPIN’がブレイクした時「EGO~みたいなの他にありますか?」との問い合わせを頂き、時にはオレペコを、時にはASPを、と様々なもんを紹介してみました。そんな問合わせも落ち着きつつある今日この頃、今まさに真打ち、と言えるこのバンド名も微妙極まりない「モダーン今夜」の登場。JAZZ/昭和歌謡/スカの要素をふんだんに使いながら、ダサくもお洒落なモダーン今夜で現代トゥナイト(こっちじゃダメか?)なサウンドを披露!センスも技術も抜群!特筆はEGO~の必殺“サイコアナルシス”に挑戦するかのようなアッパー名曲“レジーナ”、店でかけたら問い合わせ多数。流行ブチ破って蹴散らせレジーナ!

<HMV渋谷店 JP担当>

ELEPHANT HOTEL / 矢野顕子
モダーン今夜の永山マキさんがオススメする一枚。ナルホド!


ナイチョ!

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2005年04月14日

Middle Tempo Magic / 安藤裕子

《恋する音楽》

キワドイ。
安藤裕子の音楽はとにかくキワドイ線上を
ときに冷や冷やするくらいに行ったり来たりする。
不安定な歌声が「もう無理だっ!」ってラインを
突如として軽やかに飛び越えてしまったり、
「まだ引っ張るだろ?」ってところであっさり
もう嫌、って放り投げる幼女みたく止んだり。

たぶん女性を好きになれるリスナーなら例外なく
彼女の音楽に恋してしまうんじゃないだろうか。
押されてその気になったらすぐ引いていくバランスは、
いつかBonnie Pinkが歌ったロンドンの天気みたい。
そう、この「Middle Tempo Magic」は
恋とまったくおなじメカニズムで
成り立っているアルバムだ。

きっと安藤裕子は天使と悪魔を隠し持っている。
でもそれは女のコなら当然のことなのかもしれない。
男のコを中心とするならば相対的に周縁であり、
有徴の存在として生きていかざるをえない女のコたちは、
どこかで自分が立つためのラインを必要としてるのかも。
で、そのラインはまさに男のコとの駆け引きに通じるのでは?
なーんてことを考えちゃうんだけどね。

特筆すべきは彼女の天性のバランス感覚だ。
「アリ」と「ナシ」のあいだのギリギリ地点ではない、
ちゃんと「アリ」も「ナシ」も織り交ぜつつも、
そうすることでそれぞれの特質や意外性を演出し、
結果的には素晴らしいタペストリーとなる楽曲。
一般的女のコたちがおそらく思ってもうまく言えない、
ふつうならこぼれ落ちていくような感情の断片を
どういうわけか掬い上げてしまった歌詞。
すべてがまるで奇跡のような化学変化を遂げている。

ライヴも少なく、まだ全国的な知名度には至らないが、
個人的には椎名林檎に続く「自作自演屋」を期待する。
とはいえ、林檎がデビュー当時10代の「わからなさ」を
武器にしていたのとは対照的に、安藤裕子の場合は
「わかりやすさ」をいったん通過した20代後半になって
また一周して戻ってきた「わからなさ」を鳴らせる強みがある。
つまり、共有という名のタフネスを。
必聴。

髪型をいじくるのがすき
chori

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2005年04月13日

ELEPHANT HOTEL / 矢野顕子

【永山マキ(モダーン今夜)がレコメンドする一枚】

大好きな矢野顕子さんのアルバムです。
曲は、全部好きですが、特に、5.夢のヒヨコ、6.ピポカ、8.すばらしい日々、10.にぎりめしとえりまき、がお気に入りです。

「5.夢のヒヨコ」、これは、ドライブ中によく聴いていました。
とってもかわいらしい曲です。サビの透明感のあるコード感、この感じ、好きなんだよなぁ。
日曜日の夜に、ツムラのバスクリンのCMを見て、 「ああ、日曜が終わってゆく・・・」
という気持ちになったことはありませんか?
そんな気持ちに(?)させられるのです。

「6.ピポカ」!これが衝撃的でしたね。
矢野さんは、あまりにさらっと歌ってしまっているけれど、 これ、エルメート・パスコアルの難曲です。
凄い!凄まじい!
私も実際に歌ってみたのですが、くるくるコードが代わって行って、走り出したら止まらない。
まるでジェットコースターのよう。一度聴いたら病み付きです。
Gil Goldsteinさんのアレンジがまた、いいんだよなぁ。
ボイシングとか、もうホント、最強に気持ちよい!センスが光ってます。

他にも、奥田民生さんの名曲「8.すばらしい日々」や 日本昔話のような詩に、
超カッコイイアレンジが絶妙にマッチした「10.にぎりめしとえりまき」等など、すべて聴き応え充分です!

このCDは 昔、モダーン今夜に加入したてのミイに薦められたもので、
ミイくん、いいセンスしているなぁって思ったのを覚えています。
そして、好きな音楽のツボが合 うなぁって、うれしく思った思い出のCDです。

オススメな一枚。是非聴いてみてくださいね!


authentica

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2005年04月12日

BEN FOLDS LIVE / Ben Folds

【カオルコ(ナチュラル ハイ)がレコメンドする一枚】

ナチュラル ハイを結成した頃から聴き始めたベンフォールズファイブ。
今まで自分がピアノに抱いていた想い、音楽に対する想いが一気に変わりました。
それまではどちらかというとしっとりピアノを弾くことが多かったし、正直曲は作りたいけど、自分がピアノ弾きとしてどうピアノを弾いていくのか…ということに迷いもありました。

でも、ベンフォールズの遊び心いっぱいの音楽に憧れ、自分のピアノスタイルをいろいろ考えるようになりました。
このアルバムはベンフォールズがピアノ一本で行ったライブを収録したもの。
ピアノ一本で、ここまでパワフルパワフルな音楽を作り出すなんて、本当に素晴らしい!!
88鍵では収まりきらず、まるでピアノから音符が飛び出してくるような感覚があって、
”楽しい”という言葉だけでは表現しきれない位楽しいアルバム。
この時のライブの映像がDVDでもリリースされています。

映像見ながら聴くとより臨場感が伝わってきて、思わず体が熱くなりますよ!!

Song Review - Greatest Hits Collection / Stevie Wonder
ナチュラル ハイのユウがレコメンドするCDはこちら。


authentica

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2005年04月11日

High Winds White Sky (雪の世界) / Bruce Cockburn

【湯川潮音がレコメンドする一枚】

このブルース・コバーンの「雪の世界」は私にとってアルバムというものの捉え方を変えてくれた一枚です。  
一人の人間が、雪降るカナダの森の中で、ギター一本を抱え、そこに吹く風や木々の歌、星降る夜のことを淡々と唄っている。
それ以上でもそれ以下でもない世界。
けれどもひとつひとつの唄の中には、見事に色鮮やかにあらゆるものが織り込まれてる。
まるで何色もの色の糸を紡いで紡いで作ったみたいに。
それはそれは丁寧で暖かい極上の織物。

身近にある極小のものだけでこれだけ濃厚なものが創り出せる、ということは、そこにある風や木々や星が実は全てで、
「そこにあること」自体が目的なんだ、ということと繋がっている気がする。
この「雪の世界」ではブルース・コバーンも、その「そこにあること」自体が意味ある、自然の中に溶け込んでしまっているんだろうか。
何かを創り出しているようで、ただ翻弄されているだけのような不思議な感覚。
淡々と降りしきる雪が、降りたいという意志のもとに降っているようにも、始めから決まりきったことのようにも見える瞬間の重なり。 

聴き終わった後には、自分の中の世界がひとつ増えたような、実はずっと前から知っていたような気持ちになる。
私もこんな音楽家になりたい。 


authentica

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2005年04月10日

Songs Of Leonard Cohen / Leonard Cohen

【古明地洋哉がレコメンドする一枚】

「女がいない人生には意味がない」と云うレナード・コーエンの歌。
全ての音譜が唾液と精液の雫で出来ているような艶めかしさと、唇から零れ落ちる呟くようなくぐもった歌声と吐息の神々しさ。
聖(性)と俗が織りなす生命力に満ち溢れた名盤です。
枯れずにどんどんエロくなっていくのが凄い!


authentica

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2005年04月09日

Shadows And Light / Joni Mitchell

【高宮マキがレコメンドする一枚】

内向的な自分を変えたくて、大学に入ってから突然、音楽を始めたのですが、バンドで
初めて歌った曲がジョニ・ミッチェルの曲でした(メンバーが持って来た曲だった)。
私自身それまで音楽的なモノはゼロに近い状態だったので、あまりの難しさに猛練習し
ました。そこから音楽にのめり込むようになりました。
バンドで最初に歌った曲がまた別の人の曲だったとしたら、猛練習をしてたか分からな
いし、ここまでのめり込んでいたかも分かりません。
まさに「音楽との出会い」がこの1枚でした。

Always be there / 高宮マキ
「音楽との出会い」がきちんと影響されている高宮マキの自信作。


authentica

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2005年04月08日

アフリカ・シュライン / Femi Kuti

60・70年代のアフリカの大地は諸国の植民地からの独立と黒人解放運動で常に騒がしく世界でもっとも暑い大地であった。そんな中黒人解放運動の闘志でありミュージシャンでもあるフェラ・クティはジャズとファンクを融合させたアフロビートを生み出し、後のサリフ・ケイタやユッスー・ンドゥールらアフリカ出身ミュージシャンたちの活躍の先鞭となっていく。フェラは惜しくも1997年に死去したが、その魂と音楽は息子フェミ・クティに余すことなく受け継がれ、フェミは父の残した偉大な財産である、”アフロビート”をよりアジティショナルに、パーカッシブルに推し進め、発展させていく。

今作は、そんなフェミのうまれ故郷でもありアフロビートの古里でもある、ナイジェリアの首都ラゴスのライブハウス”アフリカ・シュライン”で行われたライブを収録したアルバム。演奏者としてのフェミは正直ボーカルもサックスもとしては特別上手い方ではないが、曲間にオーディエンスに呼びかけながらのボーカル、哀愁のプレイには得体の知れないパワーがある。そして総勢28名のバンドからなる音の迫力とグルーヴはいつだって僕らを躍らせる。現代のジャズやポップスはほとんどがアフリカ起源であることは言うまでもないが、より泥臭く、生の息吹を伴ったアフリカ音楽も世界に大きく開かれはじめている。アフリカを取り巻く状況は、音楽は、30年前とは大きく変わった。それはフェラ、フェミ・クティ親子らの解放運動への戦いの副産物かもしれない。彼らの戦いは常に音楽と供にあったのだから!


東京エスムジカ
早川大地
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2005年04月07日

宇宙のママ / 小谷美紗子

小谷美紗子さんという、歌い手さんがいます。
歌い手さん、という呼び名が、本当に相応しい人です。作詞も作曲も担っていて、抜群のセンスを持っていらっしゃいますが、何よりずば抜けているのは、その、歌い方です。
 
奇抜に歌える人や、可愛らしく歌える人、高音を綺麗に響かせる歌手はいくらでもいますが、彼女のように、そのまま素直に歌うことで、人を戸惑わせるような、ちょっと目を被いたくなるような、でも見届けたいと思わせるような歌い方になる人は、他にCoccoぐらいしか思いつきません。過剰なコンセプトをつけることなく、小谷さんは、ピアノと歌唱だけを武器に、ステージに立っています。

「神様は、そのすさまじい音楽の才能を与えるのに適した少女を、空の上から何万光年も探し続けていて、ようやく見つけたのが彼女でした」
・・・そんな神話を空想してしまうほど、宿命的な才能の持ち主だと思うのです。

彼女の歌は、合唱コンクールで金賞をとったクラスの歌声のようです。幼くて、子供のように柔らかく、甘ったれた声質の人です。そして、基本に忠実に歌います。典型的に、上手です。ひとつひとつの音を、丁寧に懸命に歌う様も、合唱団の匂いを感じます。その一方で、母親のようでもあります。声に、丸さ、ふくよかさがあって、母親に抱かれているような安心感があるのです。
子供みたいで、母親のよう。矛盾していますが、本当にそうなのです。聴けば分かると思います。

さて、そんな彼女の才能に気付いているミュージシャンは、たくさんいらっしゃいます。小谷美紗子さんの歌に魅了された人たちで結成されたta-taというバンドは下記のメンバーで結成されました。邦楽ファン、必見です。

  G.田渕ひさ子(ブラッドサースティ・ブッチャーズ)
  B.二宮友和(イースタンユース)
  Dr.玉田豊夢(100s)
  Key.池田貴史(100s、スーパーバタードッグ)

かなり最強なメンツではないでしょうか。

他に、イースタンユースの吉野寿さんも、彼女のファンだそうです。二人が対談している雑誌記事がありましたが、吉野さんは確か「小谷さんに会って、嬉しくて泣きそう」とか言っていて、男のくせに可愛らしいなぁと思った記憶があります。イースタンユースの「矯正視力〇・六」ではコーラスで参加し、曲をより強いものとしています。それから、向井秀徳さん(ZAZAN BOYS)も、彼女を褒めていたことがあるようです。

ミュージシャンが絶賛する、小谷美紗子さん。本物の音楽を聴きたい人は、是非、聴いてみてください。


鈴木 秀子

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2005年04月06日

Much Love / 奥山みなこ

 温かく、透き通る風のような声、ヴォーカルのみならず作詞作曲、ピアノまでこ
なす奥山みなこのデビューアルバム。レゲエ・ディスコ・ロッカーズに参加し、そ
の声の素晴らしさを聞くものの心にしっかりと刻み込んで、もうそれだけでも十分
すぎるほどだったけれど、「F.E.E.L.3」に提供した「花のように」で卓越したソン
グライティングと音楽的方向性を示し、そしてこのミニ・アルバムの発表。最高で
す。

これは昔で言えばシティ・ポップスとか言われる類の音楽だと思うけれど、例え
ば吉田美奈子や大貫妙子といった先達に少なからず見られた常人離れした部分
がこの人にはなく、普通の女子然としているところがまた良い。これからも失っ
てほしくない部分だ。今の世の中、エキセントリックなものやおもちゃみたい
な癒しモノならいくらでもあるけれど、こんなにナチュラルに心に響く音楽は
そうはない。

以前にGallery@CAYであったライブでは、CDと全然変わらない声を披露してゆる
~く盛り上げ、アンコールではTen City「All Loved Out」のあのピアノを自分で
弾く、という嬉しい驚きもありで、こういう才能もクラブカルチャーがあってこ
そ出てきたものだと思うと本当に嬉しくなってしまう。あらゆる音楽が好きな人
にすすめたい。聞けばきっと分かるはず。(gotoh from realm mag)


realm mag

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2005年04月05日

五月のせいにして / 高鈴

応援してるバンドの人からいいよって聞かされてた。
それで気にしていた名前だった。
その少し後に大好きなバンドさんと同じイベントに出演になった。
neutronという京都のおしゃれなギャラリーで。

高鈴のことを何にも知らずに、大好きなバンドさんの出演後1人でずっと聴いてた。
この日はアコースティックバージョンだったんだけど、とにかくその声に鳥肌が立った。
山本高稲さんという女性に一瞬にして見惚れてしまった。
これは生で観るときっとわかると思います。
歌声はもちろんだけど、人柄もこれまたすごく私の好みだったのです。
「ここまでチャリで来ました!」って言ってはった。素敵っ(笑)
そう、高鈴は現在も京都在住。
その時に歌ってた曲でとても印象に残った曲がこのアルバムには詰まってる。
『すれ違い』『リトルダンス』『星がきれいなのは』『真夜中の後悔』
芯の強さを感じる。でも、すぐに崩れそうな脆さも感じる。
このアルバムには入ってないけれど『嘆くギター』という曲も印象に残ってる。
その後も2回生でライブを観させていただいたんだけど、バンドバージョンも素敵だった!
新曲の『二人で』という曲も縁側でお昼寝したくなるような優しい歌で大好きです。

あとね、MCでおもしろいエピソードを高稲さんから聞きました。
『真夜中のギター』のね、鈴の音はお猿さんの鈴だったらしいです。
たっくさん用意された鈴の中からスタッフ、メンバー全員で試した結果・・・。
まさかのお猿さんに決まったらしいです。
この鈴が1番楽曲のイメージに合ってたんだって!
『真夜中のギター』聴く時は少し気にしてみてください(笑)

最近私は京都がすごい好きなことに気が付いた。
GALLON、くるり、つじあやの、高鈴、the brilliant green。
京都のバンドさん、要チェックです☆

10-GALLON-HAT / GALLON
GALLONの魅力がぎっしり詰まったアルバム。
イロハ / イロハ
京都発、ハニカミパワーポップ!現在「GALLON」というバンド名で活動中。


ガロン

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2005年04月04日

Deja Vu All Over Again / John Fogerty

 どーも、先日目覚めたらオデコがパックリ割れてました森山です。たまに泥酔して記憶レスな状態に陥ったりして遊んでるんですが、今回のは、鞄の中に着てたハズのTシャツが血みどろになって入ってたり、見た事もない上着を羽織ってたりで、さすがに自分でちょっと引きました。
 
 そんな訳で、齡三十にしてダンス・ウィズ・ウルブス的にいうと『頭に傷のあるメガネ』の称号いただいた僕が、この秋自信を持って御紹介するアルバムはズバリ、JOHN FOGERTY『Deja Vu All Over Again』です。

 言わずと知れた元CCR、 アメリカの尾藤イサオが七年振りに放つこの新作。
ジャケット見た時は完全に海賊王なノリなんで(でも実はmixボブ・クリ、masteringボブ・ラディック、レーベルはGeffenと結構豪華なプロダクション、本国では相当売れてるらしい)あんま期待してなかったんですが、聴いたら良くてね~。なにが良いって、何の変哲もない所が良かった。めっさ真っ当なアメリカンロックです。もちろんあの独特のゴリ押しセヴンスコードもウンコ絞り出し唱法も健在!マンネリじゃないよオリジナル。eye of the zombieの時みたいに時代に色目使った音作りなんかしません、「わしゃコレやってりゃエエんでしょ?」感がひしひしと伝わる素敵なレコードでした。

いいわけ / オセロケッツ
こそっと告知。僕も所属しますオセロケッツというバンドが新譜出しました。
タイトルは『いいわけ』、6曲入りのミニアルバムです。
詳しくはホームページhttp://oserockets.comで。
治療費や生活の事とかあるんで、心か財布に余裕のある人全員買って下さい、お願いしま~す。


森山公一(オセロケッツ)

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2005年04月02日

ライトニング・イン・ア・ボトル

「ぶるーすってなんですかぁ」状態の自分が109分後に「BLUESか…熱いな」なんてことになるとは。

2003年2月7日、ブルース誕生100年を記念して行われた一夜限りのコンサート、サルート・トゥ・ザ・ブルース。ニューヨーク、ラジオシティに集まった6000人の観客の前で62人の豪華アーティスト達が繰り広げた5時間に渡る熱いステージ。

単なるライブビデオとは明らかに一線を画す出来だ。ライブ映像の他にブルースと共に築き上げられてきた歴史、当時の時代背景も映し出される。貧困、迫害、差別そして戦争、そんな時代が生んだ不屈の精神が奏でる音楽を聴いて熱くならないわけがない!にしてもとなりのおじさんはノリすぎだよ、イスがゆれてますよ…。

本映画には歌の歌詞にも和訳の字幕がつく。それらを読んでも分かるが、彼らはブルースを単なる娯楽の一つなどとは考えていない。ブルースは彼らが生きる証、生きた証、存在を照明し確認する手段なのだ。そんなことを悟ってしまった僕は「最近の若いもんが聴く音楽は…」なんて言われても何も言い返せません。

ステージを瞬間駆け巡る稲妻のごとく、観客を閃光に包むアーティスト達。「あ、エアロスミスだ。あれ、チャックDじゃん。B.B.キングって名前は聞いたことあるな。」今時の若者でも楽しめます。

数ある音楽ジャンルのルーツとも言われる「BLUES」。そこに音楽の本当の価値を見出すことが出来た
。ブルース好きか嫌いかは関係ない。全ての音楽ファンに観てもらいたい最高の音楽ドキュメンタリー。

加藤実

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2005年04月01日

Deuces Wild / B.B. King

ジャケットには、キングのトランプ。もちろんBBkingが、タキシード姿に、愛機「ルシール」を抱き、満面の笑みで椅子に腰掛けている。
アルバムのすべてが共演曲であるDeuces Wild
1曲目はゆったりしたピアノから「ルシール」の音色が掛け合い、キングの歌声が響く、If You Love Me。
ハープも絡み、非常に聴いててゆったりとした気分になれる。
17曲のなかに、最も知られているであろう The Thrill Is Gone,
Tracy Chapmanとの共演でも、2人の個性が出ており、歌う場所によって全く違う雰囲気を感じさせる。
ブルースの基本形とも言える3曲目のRock Me Baby、「ギターの神様」Eric Claptonとの共演で、ヴォーカルのみならず、ギターソロのかけあいでは「ギターの神様」と「ブルースの巨人」のパワーを感じさせてくれる。
映画「ブルースブラザース2000」でも共演したDr. JohnとのThere Must Be A Better World SomewhereもJohnのヴォーカルとBBと「ルシール」の奏でるサウンドはリッチ&モダンな雰囲気を醸し出す。
各曲様々な感想を持て、心を落ち着かせてくれる。

一人の夜、ゆったりとウイスキーを片手に、耳を傾けるのも良いだろう。

ライブ時の写真です
ゆりあ

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