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2005年09月30日

RADWIMPS2~発展途上~ / RADWIMPS

横浜発! 注目の4人組ロック・バンドの2ndアルバム。
攻撃的な詩をもつ曲から胸に響く切ないメロディまで、ストレートな気持ちを曲にぶつけた彼らの青春がぎっしり詰まった一枚。
飽きのこない曲順で、何度でも聴きたくなるはず!



authentica

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2005年09月29日

PLANS / DEATH CAB FOR CUTIE

今年もあと2ヶ月くらいですかね。
今年もいろいろな音楽を聴いたなあと思いながら、
今年出た新作で個人的ベスト5でも選んでみようかなとかいう遊びも考えたり。
まあ、まだ2ヶ月もあるので、最終決定はまだなんですが。

んで、その2ヶ月の期間を待たずして、今年のベスト5入りが決定してしまった困ったちゃんがこのCD。
デス・キャブ・フォア・キューティーの 「プランズ」 です。

前作よりもトーンは下がってる。
ただ、純度がレベルアップ。ヤヴァイです。
音楽で目頭が熱くなるのも久しぶりです。
なんかね、音を大切にしてるっていうか、そういうのが伝わってくる。
響きたいなら何処までも響いて良いんだよ、って音に優しく告げているみたいに。
それに音が応えるから、夜の黒い空を青くするくらい広がって広がって。
それが聴いてる側にも伝わってきて、まるで洗いたての毛布に包まれているように心地よく、ずーっと優しい。

ロックが激しくなきゃだめって人よ、
こういうのも1つの完成されたロックではなかろうか?

静かに響き渡ることの美しさ。
目を閉じれば星空。
サイレント・ロックの名盤。


うるお

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2005年09月28日

シャコンヌ!~サイ・プレイズ・バッハ / fazil say

トルコ出身のピアニスト、ファジル・サイのピアノが面白い。

一言でいうと、ぶっ飛んでます。
怪しいです。

奔放というか、
壁を突き破っているというか、
ようするに、クラシック的じゃないんですよね、
いろんな意味で。

当たり前ながら譜面化された既成の曲を
演奏してはいるんだけれども、
なんていうか微妙に危なっかしいというか、
聴いていると常にハラハラしてしまう。

このハラハラさは、即興演奏に通じる
緊張感に近いかもしれない。

足を踏み鳴らしたり、
唸りというか歌を歌いながら歌うところも
なんだか怪しさ倍増。

グールドもそうだけれども、
ジャズにもそういうピアニストが多いよね。

表現のダイナミックレンジはとても広く
こういう奔放なバッハもイイもんです。

グールドのバッハが好きな人は、
もしかしたら、
こちらのバッハにもハマるかもしれないですね。


高野 雲

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2005年09月27日

Changes / Catapilla

1stアルバムは、八方破れで何が何だかわからないうちに一気に盛り上がり、
気が付いたら汗びっしょりかいてぐったりしてしまうヘヴィー・プログ
レッシヴ・ロック希有の名作でしたが、ここで紹介するのはそれに続く
2ndアルバム。

とはいっても1stで大いに盛り上がったハード・ロック貴兄たちにとって
この2ndはお薦めした方が良いのか、しない方がいないのか非常に微妙な
内容の作品です。

というのは1stと2ndとでは違うグループかと思うくらい内容が異なり、
ヘヴィー・プログレッシヴな1stに対してこの2ndはアダルトでコンテン
ポラリーな雰囲気で、飲み会の2軒目に行く店でかかっていても違和感の
ない、そんな夜に似合う曲がたっぷり収録されています。まさにその名の
通り「Changes」。

1stでは思春期(というか繁殖期)の猫の喧嘩のような野生味溢れる声
だったアンナ・ミーク(Anna Meek)もようやく発情期を終えて落ち着きを
取り戻した感じで、そこにホール&オーツのマン・イーター級のアダルト
なサックスがからみ付いてくると気分はすっかり「四十にして惑わず」。

A面2曲/B面2曲という大作構成もドラマティックでコンテン
ポラリーな(もういいですか)雰囲気に拍車をかけて おり、昔は夜中に
たばこが切れてクルマで買いに行くときにカーステでこれをよく聴き
ました。(どんな田舎だ・・)

もしみなさんもこれをカーステで聴く機会があれば、是非夜に聴かれる
ことをお薦めします。しかも夜の道でもあんまり人通り(というかクルマ
通り)の少ないところがいいと思います。朝とか昼はまず似合わない、
そんなアルバムなのです。丁度「お月見」のシーズンでもある今の時期に
ピッタリの、怪しげな満月がよく似合うアルバムだと思います。

変形ジャケットとヴァーティゴ・レーベルということで幻の度合いも高く、
プレミアムも相当なものですが、そのプレミアムに負けない堂々たる
内容ですが、ジャケットの印象は内容とは少々異なっていますので、
ジャケ買いには注意することをお薦めいたします。


クレイジーワールドレコーズ

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2005年09月26日

今宵も、うたかた探し / ジムノペディ

ジムノペディ。
六人のメンバからなるJAZZバンド。

しかし、彼らの音楽はJAZZにとどまらない。
ときにJAZZであり、ロックであり、POPであり、
そして色濃く昭和歌謡の香りを漂わせるときもある。

ヴォーカル・ナオミの声も、
そして詞も曲も、魅惑的という言葉がぴったりで、
そこには他にはないどこか危ういジムノペディ・ワールドが広がる。

僕も初めて聴いたときに、一発で魅了され惑わされてしまいましたよ。

今回紹介するのは、そんな彼らの2ndアルバム。

いつもなら、最後にオススメの曲をいくつか紹介するのですが、
今回はそれができないんですよ。

コレとコレと選び出すことがなかなかできないのです。

どのアーティストもやっていることでしょうが、
アルバム作品は曲の選択からその曲順まで、
僕たちに想像できないくらいの神経を注いでいることと思います。

彼らの作品は、まさにそれを強く感じさせます。
1曲目からラストの曲まで、それらを全部、
その順番で聴くことで完成する一つの作品。

それを強く感じるのです。
だから、コレとコレがいいと抜き出すことができないんです。
全ての曲があって一つの作品。

13曲で59分39秒。
約1時間。

1時間僕にください、と言いたい。
そして、このアルバムを最初から最後までゆっくりと聴いて欲しい。
きっと僕が言っていることが納得できると思います。

そしてそのときには、
お気に入りのアーティストが一組増えているはずです。


mura

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2005年09月25日

LAUGH / NOISE ON TRASH

男だ。男のニオい。。。

骨太さと、やんちゃさと、そして色気。。
山崎マドキ氏のドキっとするような男前な声(これがまた、実際の彼も男前です)。
何ったってカッコいい。

ドラム、ウッドベース、ギターが暴走したかと思うと、
ピアノと歌だけで、とてつもなく甘く優しい時が流れる。

静と動。
飴とムチ。
暴力と抱擁。

女は、このバランスの虜になる。。。


anoa

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2005年09月24日

SONG IS LOVE / the Indigo

前作『Glider』で提示した、大人向けのインディゴ版リスニングミュージックをさらに発展させ、全体的にゆったりとしたテンポでレゲエ、サンバ、ジャズ、AORなどのテイストを加えた夏にぴったりの5thアルバム。
ヴォーカルの持つオーガニックでナチュラルな歌声を最大限に引き出した構成は、とにかく聴いていて気持ち良い。



authentica

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2005年09月23日

チェット・ベイカー・シングス / Chet Baker

チェット・ベイカーはトランペット&ボーカルのジャズ・ミュージシャンですね。
映画「Let's Get Lost」にもなったので、ご存じの方も多いんじゃないでしょうか。

私が初めて聴いたのは・・・
学生時代に、レンタルレコード屋さんでバイトをしていた時のこと。
お店にすごい暗ーい感じのおじさんが一人現れまして、一枚のレコードをレジの所に持ってきたんです。

おじさん:「あのー、このアルバム買いたいんですけどぉ。」
種:「いやー、うちはレンタルレコード屋なのでお売りすることはできないんですけど。」
おじさん:「このアルバム今、絶盤になっていてもうないんですよぉ。僕ずっと探してたんですけど、どこにもおいてなくて。そしたらここにあって、ビックリしたんです。売っていただけませんか?」
種:「(困ったな・・・)うちは、レンタル中にお客様がレコード盤にキズをつけてしまったり、そういう場合には買取をお願いしてるんですけど、そうでない場合は、お売りできないんですけよ・・・」
おじさん:「じゃ、僕これにキズつけますから、そしたら買っていいですか!」
種:「いやー、そういうのはちょっとできないんですけど。」

と、いろいろ押し問答の末、

おじさん:「じゃぁ、しょうがないですね・・・。」

と帰っていかれたんですね。

そんなアルバムってどういうのだろう!?と思って、彼がすごい執着を持っていたアルバムをダビングしてお家で聴いたんです。それが「チェット・ベイカー・シングス」だったわけですね。その後は再発されて、もちろんCD化もされているので、あの彼もどこかで喜んで手に入れているんだろうな、と思って安心しているんですけどね。

で、そのアルバムを聴いて、ジャズというのは私が思っていたような難しい一辺倒なだけではないというのが分かった気がして、あの彼に感謝の気持ちもあるんです。
「ありがとう! 暗かったけど(笑)。」

チェット・ベイカーは、最初はトランペット吹きだったんですけど、何となく歌ってみたらそれがすごくうけて、その後、“ボーカル&トランペッター”というふうにボーカルの方が主に思われるようになったようですね。それが、彼にとって弱冠不本意な部分があったみたいなんですけどね。でもどちらも(歌もトランペットも)私はすごく好きです!特にこの“名盤”「チェット・ベイカー・シングス」の中では、トランペットから始まる曲の「マイ・バディ」、これもすごくいいんですよ!


種ともこ

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2005年09月22日

BEGINシングル大全集 / BEGIN

BEGINのデビューしてからの15年の歴史が詰まったベスト盤。
彼らにもベスト盤は何枚かあるけど、
デビュー曲から近年までの楽曲がシングル全部詰まってる
このベスト盤はとても濃いものを放っていると思う。

僕はBEGINをデビュー当時から聴いてはいるが
全くもってヘビーリスナーではない。
「恋しくて」で惚れ、そのあとCMでヒットした「声のおまもりください」で
また少し聴いて、そして近年ちょこちょこと…、そんな感じだ。

その数曲だけでも分かるように彼らの音楽は
この15年間で大きく変化した。
デビュー当時は「ブルース」だったし、声のおまもり~の頃は
ちょっと懐かしさを感じるフォーキーなPOPS
そして今は沖縄音楽や自身の作り出した楽器「一五一会」が
印象的だ。これらが彼らの歴史の中で線として繋がっている。

そして、そんなに違う音楽性の中で
共通しているのは、マニアックに行き過ぎない
POPさと、彼らならではの暖かさ。
音楽は変わっても、彼らの音楽に向き合うスタンスと
人間性はそのままなんだなってのを
このアルバムを通して聴くことで、感じる事ができた。

彼らはこれからも変わり続けていくだろう。
それが人としては自然なスタイルなのかもしれない。
でも、彼らの根底は変わらないのだろう。
その優しさと、あったかさと、音楽を愛する心はね。


dai_JIRO_

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2005年09月21日

Pianovel / Ricarope

彼女が音楽に目覚めたのは25歳、遅咲きだったという。
子供のように純粋で無邪気なオーラがあり、
それでいてちゃんと自分というものを持っている人だ。
それは彼女の詩や歌からも伺うことが出来る。ちょっと覗いてみませんか?

 『大切なmylife 人の手じゃなくて
 自分の手で切り開いてゆきたいなら これ忘れちゃダメ↓
 チャンスとタイミング上手に使うコトが時には必要なのよ。』…ハミングな日々
誰より先に行くんじゃなくて、今より先に行こうって
自分を越えて行こうって思う。
この曲を聴いてると凄く伝わってくるものがある。

 『8月は蝉時雨 私はこの季節好き
 何想い何故鳴くか分かるような気がするの
 悲しみにバイバイしていつの日にかまた笑顔で…
 君へとやさしくほほえむことが出来たら』…雨音
人によっては蝉時雨をただの騒音でしか感じてない人も居るんだろう…。
でもそーゆう何でもない事がロマンチックに変わってしまうんだ。
恋をすると…不思議と。

 『心で感じた さみしさ やさしさ いつまでも残るんだよ。
  出逢えた喜びを知ったなら 去りゆく人にもほほえみを』…ピアノーベル
あの人にもらった"ありがとう"も
あの子との"バイバイ"も
全部ココにあるよ…全部残さずココロの中に。
それが私の笑顔に
生きるチカラになってるから。

秋になって
何だかココロが寂しくなってきている今日この頃。
このCDを聴いてココロから暖まってみませんか?


Kei

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2005年09月20日

ジャズ来るべきもの+2 / Ornette Coleman

-The Shape Of Jazz To Come-

日本語タイトル「ジャズ来るべきもの」。

このアルバムを初めて耳にしてもう何年になるだろう。

私にとってこれは、未だに「理解したことより、理解できないこと」の方が多いアルバムであり、だからこそ何年聴いても飽きないどころか、聴く度に新たな発見があるアルバムだ。

まず最初に気になったのが有名な「淋しい女」。

きっかけはスイング・ジャーナルの特集記事の、「かつての名レビュー」みたいなコーナーに載っていた油井正一氏のレビュー(アルバム発表当時のもの)だった。

「-試みに『淋しい女』を聴いてごらんなさい。この曲でイメージするのは、
『淋しい女の姿をした人間』ではなく、骸骨なのだ。(中略、というか失念)君はゾッとしないか?」という文章が(記憶を辿って思い出したので、細かい部分は違うと思いますが、大方こんな感じでした)私の心をときめかし、「そうだ、オーネット聴こう!」という気持ちになったのだ。

勢いCDを入手して早速聴いた「淋しい女」から受けた印象は、「骸骨」どころか
てんでバラバラに散らばった、人の形すらしていない人骨の「部品(パーツ)だった。

チンチキチンチキと激しく打ち鳴らされるシンバルと、不規則な間隔で「ボーン、ボーン」と弾かれるベース。
この段階でどっちがメインのビートなのかもうさっぱり分からなくなる。
さらにオーネットとドン・チェリーのダウナーなメイン・テーマ~アドリブが混ざると、もうどの音を聴けばいいのか前後不覚になってしまう。

ところが、この「訳の分からない音楽」、脳を通り越して心の奥底に直接働きかける作用というのがどうやらあるみたいで(マイルスの「ビッチェズ・ブリュー」とか、コルトレーンの「オム」なんかもそうだった。意味などないか、あっても分からなくても良いのだ。)、聴いているうちにグイグイと引き込まれてしまうのもまた事実なのだ。
「この曲、わかんないけど何かクるなぁ~」というのは、分らないながらも最初から感じていた。

そしてある日!

「淋しい女」の、あのメイン・テーマが、私の心に不思議な優しさに包まれているような心地良さを感じさせてくれた。

「え?えぇぇえ!?何コレ!この曲ってこんなに泣ける曲だったのぉ!?」と、最初は私の心の中に劇的な「揺れ」が生じた。
そして「揺れ」と同時にジンワリジンワリと染みてくるやるせなさがある。
その体験は恐ろしく具体的だったが、同時に恐ろしく抽象的な体験でもあった。
そして、その「やるせなさ」「優しさ」の正体は、未だに何なのか良く分からない。

だから私は今日もこのアルバムを聴く。

もう何百回聴いたか分からない。

でも、何百回聴いてもまだ尽きない魅力がこのアルバムにあると思えば、何だかとっても嬉しくなってくる。


高良俊礼

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2005年09月19日

よなは徹プレゼンツ「ウチナー わらべうた」

沖縄の代表的なわらべうたを集めました。
若手女性3人のボーカル(内里美香、仲村奈月、上間綾乃)、三線とピアノによるアレンジも美しい、心を優しくノックする作品です。

◆アルバムリリース記念ライブ開催!
2005年10月20渋谷クラブクアトロ/11月2日桜劇場ホールA
詳しくはこちらのページへ。
http://www.respect-record.co.jp/topics/res101_concert.html


リスペクト レコード

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2005年09月18日

イースタリー・ウィンズ/ジャック・ウィルソン / Jack Wilson

ふくよかな粒立ちのピアノ。
整頓されたシングルトーン。

一聴、淡白かつアッサリしてはいるが、
適度な黒さと湿度を帯びたタッチは、
気がつくとクセになる。

これが、ジャック・ウイルソンのピアノだ。

1曲目はジャズ・ロックとでもいうべきテイストのナンバー。
コテコテというよりは、その一歩寸前の「ちょいコテ」。

マクリーンのプレイは熱いが、
けっこう、リーダー、ジャック・ウイルソンのプレイは比較的冷静だ。

《ウォーター・メロンマン》の、冷静なバッキングでフロントを煽るハンコックに近いものを感じる。

彼のピアノのタッチが生かされた秀作は、
3曲目のバラード《ア・タイム・フォー・ラヴ》だろう。

ガーランドとはまた違ったテイストの“コロコロ”タッチ。

このアルバムの1曲目だけで、ジャック・ウィルソンの印象を判断せずに、
3曲目、そして、モーダルに疾走するタイトル曲《イースタリー・ウインズ》にも耳を傾けて欲しい。

中域を駆使してメロディアスなソロを繰り広げるリー・モーガン。
マクリーンはいつものように熱く、
ガーネット・ブラウンのトロンボーンもリズムに同化するかのごとく熱い吹奏を繰り広げる。

熱い演奏だ。
そう、熱いんだけれども、
しかし、熱気をはらみながら、
そこには暑さだけには終わらない風通しのよさがある。

タイトル曲の熱気にクールダウンをかける4曲目の《ニルヴァーナ》。
夢見心地な旋律と、絶妙なホーンのアンサンブル。
うーん、いいねぇ。

私は、この2曲目から4曲目までの流れが大好きなのだ。

この3曲を聴くだけでも、
ジャック・ウイルソンは、
趣味の良い、
隠れた名ピアニストだということがよく分かるだろう。


高野 雲

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2005年09月16日

Love song / 浜田真理子

甘い Sax に導かれて。"Love song"
可愛らしい曲。"ラストダンスは私に"

ピアノはこうして弾くんだ。唄は、こうやって唄うもんなんだよ。"貝殻節"
ジャケットを手に、近藤ようこの描いた絵を、ながめながら。


説経節のしらべは今も息づいている。
企画盤というにはとても素敵なミニアルバム。


windswept

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2005年09月15日

EL CABARET GALACTIC / PASCAL COMELAD

私の言う「へんてこりん」ジャンルになるのでしょうか。
どうも、どっか捻くれたような、どっか「へんてこりん」なものが好きなのです。

タンゴだったり、ジャズだったりの雰囲気はあるものの、何か、ふざけている。
シリアスな感じでピアノやベースが奏でられているのに、何故かトイピアノが入ってて、
それがまたシュールになっている。。コイツはクセものだ。
楽器は他にチューバやオルガン、アコーディオンから琴まで。
ポコポコ、ピコピコ、キンキン、ブーブー、と可愛らしく楽器が遊ぶ。

インストのアルバムなので、晩酌のバックにでもいかがです?
きっと聴いてるうちに、一緒になって、グラスをお箸で叩いてるかもしれないよ?


anoa

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2005年09月14日

me and my monkey on the moon single collection and unreleased trac [1995~1999] / 小島麻由美

小島麻由美を「あまり知られていない」というと、
多くの小島ファンと多くの音楽好きからお叱りを受けることでしょう。

僕も同感です。
しかしまわりの友人知人がみんな小島麻由美を知っているかといえば、
残念なことにそうではありません。

というわけで、小島麻由美の紹介。
『Me And My Monkey On the Moon』。
2000年に発売されたベストアルバムです。
最初に聴くにはこれが一番オススメです。

jazzyだったりbluesyだったり、そしてpopであり昭和歌謡チックでもあり。
びっくりするくらい可愛らしい曲もあれば、正反対にけだるい曲もある。
しかしどの曲も彼女にしかない独特なノスタルジックな空気が溢れています。

ベストアルバムですのでオススメの曲を絞るのは難しいですが、
やはり何と言っても一曲目の『結婚相談所』です。

この曲は95年に発売された1stシングルなのですが、
何と曲の長さが2分50秒しかないのです。
この時代に、しかもデビューシングルでそんな短い曲って
すごいと思いませんか?

しかしそんなに短いにも関わらず、
一度聴くと強烈な印象が心に残ります。

僕は作家を目指しているのですが、
『結婚相談所』を聴いて物語が降ってきました。
いつかこの曲をモチーフにした物語を書きたいと思っています。

いい曲はたくさんありますが、
物語が降ってくる作品はそうはありませんよ。

せめて『結婚相談所』だけでも聴いて欲しいと思います。


mura

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2005年09月13日

宇宙 日本 世田谷 / Fishmans

空間を切り裂いた光に手を伸ばしてみる。
でも光は僕達につかめるものじゃなくて、
いつも伸ばした手をすり抜けていく。
ただ光が当たっている肌に感じる暖かみは、
ただ現実なものとして記憶に残される。

空間を漂う音に耳を貸してみる。
でも音は、鼓膜を揺さぶった後、
すぐ姿を変えて消えてしまう。
ただ音を捉えているときの感傷は、
ただ夢のものとして意識に刻まれる。


音を光として、眩しすぎるほど鮮明に描きあげた世界。
もし、記憶も意識も全て宇宙から来たものなら、
僕らが地球に、世田谷に立っている意味はなんだろう。

宇宙から見える地球が美しいのは、
普段それがあまりに僕らに近すぎて見えないものだから。
あどけない僕らが立つことのできない、
近すぎず遠すぎない絶妙の位置。

フィッシュマンズと佐藤伸浩は、この円盤の中で、
その 「美しい位置」 を艶やかに泳ぎ続けている。


うるお

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2005年09月12日

SOUNDS OF FAR EAST / WACK WACK RHYTHM BAND

WACK WACK RHYTHMBAND 『SOUNDS OF FAR EAST』
ワックワックリズムバンド。初めて聴く名前です。
爆音で視聴して即買い。
10人の大所帯バンドですが、スカではありません。
ジャンルレスっていうんですか?
体が自然に動いてしまう非っ常にノリのいいバンドです。
う~わぁ~!めっちゃ楽しそう!っていう元気になれるバンドさんです。
こんなバンドにルパン3世とかやってもらったら面白いんじゃないかな。
聴き所は要所要所に入っているかわいいボーカル。
ちょっと頼りな~…さげですけど、バックのこのバンドの迫力でそんなこと気になりません。
だってボーカルの声がかわいいんだもん。
チェックしとかないと大変なことになりますよっ?(後悔しますよ?)
インストバンドですけど、ボーカルなしでこんなに楽しめる音楽ってホントにワックワックですよ。
http://www.wwrb.net


ツブラ

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2005年09月10日

Flesh & Blood / Roxy Music

 ~ 無 常 を こ え て ~
    
  いつも、コーナーを曲がると新しい世界があると思っていた頃があった。
 角を曲がると、新しい光のような、今と違う光景がひろがっている。

 そんな風に思い、いろんなことをやってみようと胸をわくわくさせていた
 時期があった。
 
 今はそんなことも忘れてしまい、なんだか、毎日がくりかえされることに
 身を任せているように時は流れていく。
 
 コーナーを目指して生きていたときは、周囲は見えずに、ただコーナーに
 向かっていたように思う。
 そこには、退屈というものがなかった。また、退屈そのものが、なんだか、
 敵のように感じていた。
 同じような日々の繰り返しを嫌い、そうして、毎日のスピードも速かった
 ような気がする。

 「なんか。いいことないかなあ。」とよく、職場で友人がいう。また、
 ある友人は、「しげきがないなあ。」と口にする。
  
 ふと、そんな風に言えることほど、幸福なことはないように感じてくる。
 何も変化がないから、ときめくような変化を二人はほしがっているから
 だろうが、何も起こらず、おひさまが毎日、東から登り、西へ沈むように
 くりかえされることは、実はなんと平和なことなんだろうと気づいた。
 何も変化がないように続く毎日。
 そうして、「なんか。いいことないかなあ。」とつぶやける平和な日々。
 
 変化がにわけではない。だって、地球は地球の自転速度は、1,674km。
 新幹線の速度を時速約200kmとすれば、その8倍以上になる。また、 公
 転速度は平均時速10万7,280km。
 飛行機の平均速度が時速が1,000kmだとすれば、それよりも自転の
 速度は速く、公転は比べものにならないほどの速さで変化している。
 毎日がものすごいスピードで動いていることになる。
 コーナーを目指して曲がるどころの早さではない。
 
 ブッダは2500年も前にこのようなシステムを理解していた。
 だから、すべてのものは移り変わるものだ。変わらないものなどない。
 と説いた。
 変わることをおそれるから、そこに「苦」が生まれると説いた。常にこの
 世は移ろうものであると。。。

 日本でも有名で誰でも一度は暗唱させられたであろう「平家物語」の冒頭部も、
 同じようにはじまる。

 『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

  沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す。

  おごれるれる人も久しからず。

  ただ春の夜の夢の如し。

  たけき者も遂には滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。』
  
 「釈迦に道場として寄贈された祇園精舎には四方に鐘があり、
  修行中の僧がなくなるとひとりでに鳴り、
  この世の生あるものは、このように亡くなり、永遠のものは
  ないと告げている。
  すべてのものは、変化をし、強いものも永遠ということはない
  どんなに権力や力があっても、まるで春の夢のように
  塵のようにはかないものであるから
  それにすがりつくことは おろかなものだ」

 通勤の途中にCDがおかしくなり、ほとんど聞かないFM放送をやむを得ず
 聞いた。そこに流れてきたのは、かつて、ダンディズムの象徴のような
 ロクシーミュージックを引っ張る、ブライアンフェリーのなつかしい名曲
 「THE SAME OLD SCENE」だった。
 朝の光の中で、「今日も1日がんばるぞう!ぱふぉー」というような威勢
 の良いリズムと曲調で選曲
 されたのかもしれないけれども、
 歌われてる内容なそんな威勢のよいものではなく、さすがフェリーさんと
 思わせる含蓄?の漂う?ものだ。
 フェリーさんは次のように歌うのである。

 変わらないものは何もありはしないし、それは真理だが、
 忘れらない古い映画のような恋人との風景があって、
 時が流れても忘れられるものではないし、
 コーナーを曲がると何かあるなんて信じちゃいけない。
 浮き世のことだとわかっていても、あの風景なんだよ。
 てな調子である。

 一世を風靡したような恋多き、フェリーさん。しなやかな伊達男は、
 実はこのようなことを歌っていたのだ。
 
 私は、変わらないようで、猛烈に変化している宇宙のシステムを思い、
 「なんかいいことないかなあー。」とまた、今日もつぶやくであろう
 職場へ向かいながら、毎日、生かされていることにはじめて、感謝できた。
 「年ととるってことは、実はぜいたくなことなんだよ。」とインタヴューで
 答えていたローリングストーンズのキースリチャーズの言葉の意味が、
 わかったような気になった。

おんぴこりん

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2005年09月09日

スーパー・デラックス / クレージー・キャッツ

徳田憲治(スムルース)のグルグルする1枚

 頭の中でグルグルまわるってことで……。人って、マラソンしてるときとか、ボーッとしてるときにずーっとなんかの曲がまわるときがあるじゃないですか。そんなとき、クレイジーキャッツがまわったりする。いや、ほんとに青島さんの歌詞は素晴らしい! 悲しいときって、逆に明るい曲が出てくるんですよね。「明日があるさ」だって、明日があるときは唄わない。落ち込みながら唄うんですよ。泣きながら「♪あしったが~」って(笑)。それくらいすごい曲なんです、青島さんの書く歌詞は。超~リスペクトですねぇ。都知事とかやられてましたけど、どんな仕事かわかんないんで失望すらないです(笑)。尊敬度は変わらない。むしろ歌詞通りじゃないかなって思うんですよ。だって〈無責任男〉なわけじゃないですか。有言実行しはったんだなぁと。よりリスペクト具合が上がりましたね。青島さんの詞は、精神的にパンクだと思います(笑)。

 とくにグルグルするのは、こち亀のオープニングにもなってた曲で、えーと、タイトルが…………出てこないんですけど(笑)。「♪金のないヤツは~俺んとこにこい」ってやつで。あと「♪そ~のうちなんとかな~るだろう」っていうケセラセラの感じのフレーズ。そこがずっとグルグルしてる。落ち込んでるときとか困ったときに僕のポリシーのようにあのフレーズがすぐ出てきますね。で……「♪そ~のうち」って元気になるんすよ(笑)。僕にとってはお守りのような歌ですね。

 でも、実は出会ったのは最近なんですよ。ここ3年ぐらいかな。クレイジーキャッツって、スムルースと考え方が同じなんです。影響されて同じになったんじゃなくて、偶然同じものを持つ人に出会った。「おぉ、こんな人がいたんだ!」って。馴れ馴れしく言うと、「同じじゃーん!」って感じですかね(笑)。

D-D-Don't Don't Stop The Beat / Junior Senior
徳田憲治が影響を受けた1枚とはこちら!
夏雲ノイズ / スキマスイッチ
徳田憲治がライバル視してる1枚とは?


音楽と人

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2005年09月08日

ACALANTO / saigenji

ブラジル音楽をベースに、南米の音楽、ソウルやジャズなどあらゆる音楽を飲み込み独自の音楽世界を作り出し、また強烈な印象を残すライヴ・パフォーマンスで高いアーティスト評価を確立しているギタリスト&ヴォイス・パフォーマー、ソングライターsaigenjiが、遂にメジャーのフィールドで動き出す!
民族的でありながらソウルフル、そして、超絶ともいえるヴォイスパフォーマンス。Double Famousや、Little Cretures、クラムボン、エゴラッピンなどが好きな方は気にいるはず! その表現力、心地良いグルーヴ、楽曲のセンスは超一級品! まさに新世代の“ハイブリッド”サウンドです!


authentica

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2005年09月07日

島めぐり~Island Journey~ / 大島保克

今年の夏のおもいで。
窓から入る風に吹かれながら、畳の上にそのままごろんとなって昼寝をする幸せを再発見したこと。
そのとき流していたこのアルバムは、い草の香りと相性がいいと発見したこと。
そんなことを想いながらうとうととした中で、涙が一粒流れていたこと。
そのとき流れていたのが、このアルバムの中の「イラヨイ月夜浜」という曲だったこと。
そのあと、何度も何度も「イラヨイ月夜浜」を聴いたこと。

そういえば、彼の歌声を聴いて涙したことが前にもあったことを思い出しました。
アイルランド系のミュージシャンが集まったライブで、そのミュージシャンたちとゲストの大島さんによるセッションが行われたとき。

沖縄の島で生まれ育った彼による三線と歌声と、沖縄から遥か遠い国の音楽とが、
びっくりするほど、相性よく存在していたんです。
自分が好きなアイルランドの民俗音楽といわれるものと、(沖縄と言えども)自分が育った国の民謡が重なると、こんなにも心動かす音になることを知り、たまらなく嬉しくて。確かあのときは、人前にも関らず、どうしょもないくらいぐしょぐしょの嬉し泣きをした気がします。

こんなに心を動かされておきながら、沖縄の民謡を身近に感じたこともないし、日本の民謡に興味を抱くほどでもないのが正直なところ。
ただ、こういう音楽の出会い方もあっていいんじゃないかなって思うんです。

自分の好きな音楽と今まで興味がなかった音楽とが繋がっている。
そういう音楽との出会いって、本当に山ほどあると思うし、もっともっとそういう出会いをしてみたいなぁと思いました。そういう繋がりを見つけたときの喜びって、いつまでも大事な記憶として残っているものだから。

こうして、いろんなところで音楽同士の架け橋が存在していることを改めて気づかせてくれたのが大島さんの音楽。
どうもありがとう。

「イラヨイ月夜浜」もアイリッシュ・ミュージシャンが参加して、最高の音色を聴かせてくれてます。ちなみにイラヨイとは、かけがえのないという意味だそうです。

私にとってかけがえのない曲がまた一曲増えました。

ブルー・アイドル / Altan
アイリッシュ・ミュージックといえば、まず大御所のアルタンを聴いてみてください!


いなみ

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2005年09月06日

D-D-Don't Don't Stop The Beat / Junior Senior

徳田憲治(スムルース)が影響を受けた1枚

 最近のでいちばん影響を受けたのはこれかな。男性2人組なんですけど、どこの国の人とか全然何も知らなくて、歌でしか知らないんですけど。ルックスも、ジャケットをパーンと開けたときに、兄貴肌の方が肩車をして「わーい」ってやってるシーンの写真があって(笑)。それしかわかんないんです。まず〈ジュニアシニア〉っていうのが「あ、おもしろいネーミングだ」っていうので覚えて。

 それから、ホモユニットって聞いて「すっばらしい!」と思って(笑)。でもほんとは違うみたいなんですけど。でも、それが最初のとっかかりでしたね。ものっすごいハイテンションなんですよ。ポコポコポコポコ打った中で、「そんなんならんでも!」って言いたくなるくらい陽気すぎて、逆に心が痛いっていうか(笑)。自暴自棄なんじゃないかって思うくらいテンション高くて、それがすごくカッコいいなと思ったんですよ。その振り切れた陽気さっていうか……すごいハイテンションで、振り切れるっていいことだって気づきましたね。

 日本に来たときも、20分くらいでライヴ終わったとか聞いて。行きたかったですねぇ……。20分で終わるくらい、やっぱハードなのか……? 気になりますねぇ。


音楽と人

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2005年09月05日

club authentica vol.6 チケットプレゼント

毎月第1水曜日は、音楽と共に過ごす素敵な夜を☆

音楽カルチャー誌 BARFOUT!が、
渋谷のラウンジでお送りする、LIVE+DJイベント!

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2005年09月03日

ヘディン・サウス / Horace Parlan

知る人ぞ知る、奄美大島の名物音楽ショップ「サウンズパル」。

ここの主任サウンド伝道師の高良氏は、このレコセルにも健筆をふるわれているので、ご存知の方も多いと思いますが、彼が日刊で書いているブログに「ジャケットを愛でる」という秀逸なコーナーがあるんですね。

「ジャケットを愛でる」。
ソソルタイトルですが、私が愛でるとしたら、こういうジャケットがいいなぁ。

ホレス・パーランの『ヘディン・サウス』なんだけどさ、
このジャケット、見るたびに、おいしい、というか「おや?」となるんですよ。

この真ん中の歯車のような物体、これがイイ味だしてますね。
アナログ&レトロ感がムンムン。
で、この歯車の一枚が矢印になって、パーランを指しているという、非常に単純な構造ではあるのですが、バックのクリームがかった白といい、なんともいい感じ。

じつは、うちのHPのエッセイのコーナー(http://www.geocities.jp/nuage_cafe/index.html)にも、歯車の画像を使用しているほどの、私は歯車フェチ。

だから、演奏内容なんかそっちのけで、見入ってしまいますね、このジャケットには。

あ、そっちのけ、なんて書きましたが、内容ももちろん素晴らしいです。

ホレス・パーランのヒット作といえば『アス・スリー』を思い浮かべる人も多いと思います。
うねりにうねりまくった、ノリノリでグルーヴィな名盤です。

このときのフォーマットはピアノトリオでしたが、『ヘディン・サウス』にはコンガが加わっています。

なので、リズム面に力を入れたわけなので、『アス・スリー』のノリにさらに拍車がかかっているわけで、演奏全体の躍動感はさらに際立っています。

ノリノリで真っ黒いピアノをお求めの方は、ホレス・パーランの『アス・スリー』とともに、この歯車ジャケットも強くお勧めしておきます。


高野 雲

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2005年09月02日

チープスリル / Janis Joplin

女性ヴォーカルROCKはこの人抜きにして語れませんね。。

「魂の叫び」などと表現される彼女の歌は本当に力強く、また時には繊細でそして何とも言えない物悲しさを帯びています。とにかくシビレマス。。

活動していたのは60年代後半からわずか3年ほどの間だけ。70年に27才の若さでドラッグ中毒で亡くなってしまいました。人生を一気に駆け抜けたという感じかな。。

アルバム「チープスリル」はジャニスの歌と演奏の荒々しさが絡み合った名盤。

7曲目のBall and chainはヴォーカルが痛い痛い。。本当に心奪われる名曲です。特にイントロに7秒もの長いブレイクがあり、これがもう最高!
ためてためて・・ギャーン・・とギターが入る。それもかなり攻撃的。
とにかくかっこよいです。

9分という長い曲の最後を締めくくる終わり方もすごくいいです。悲痛な叫びのような歌だけになって、そして最後の最後に楽器がまた戻ってくる。とてもドラマティックな1曲です。

3曲目、Summertimeは原曲とは全く違うアレンジ。最初の「サマー・・・」という叫びにも似た歌声が印象的で、何度聞いても胸がしめつけられます。最近、車のCMにも使われていて、曲が流れてきたらつい手が止まって画面に釘付けになっている自分がいました。

ああ・・一度でいいから生であの歌声を聞いてみたかったなあ・・。


hana

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2005年09月01日

Heaven's Kitchen / Bonnie Pink

先日テレビで、綾戸智絵さんのピアノ伴奏で歌うボニーピンクさんの「Heaven’s Kitchen」 を見た。綾戸さんのピアノにとても合っていて素敵だった。
なので、このアルバムを思い出した。

元のバージョンは管楽器やコーラスも入って、豪華な感じで広がりもある。
こっちもエエな~。と思いながら聴く。。
ドラムのリズムも心地よい。。
そんな「Heaven’s Kitchen」から始るこのアルバム。

聴いていて思ったが、彼女の声はミドルテンポが良く似合うと言うこと。
急ぐことなく、ゆったりとして、確実に私の気持ちにその存在感を残して行く。

リラックスした心に向上心が生まれ、それは天にも伸びてゆく。


anoa

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