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2005年10月31日
a huge mistake / VELT PUNCH
とにかくぶちのめされる一枚。
鈍器でアタマ殴られているかのような衝撃を感じる。
アツイ。アツイけど、なんかそのアツさはいやじゃない。
男女ツインヴォーカルで、女の子がベースで、
スリーピースで・・ってなんかよくありそうだけど、
そんな甘い考えでこのアルバムに触れると、
ビリビリっと全身に火花が走り火傷します。
メンバーの好きな音楽っていうのが、音楽的な趣味の良さが
ありながら、挙げているバンドがバラバラで、
三者三様でそれでいて、一点だけ共通点があるような、
このアルバムを聴くと、その『一点』が何だかわかる気がする。
ありきたりじゃない、何か、がここにはある。
それだけでいいじゃないか。
他にこのアルバムに触れる理由、なんて。
笑いながら鈍器持って走り回っている、
そんな殺伐としながら冗談だよ、アハハ。
なんて笑って軽やかに去って行く。
そんな彼らは得体の知れない怖さを秘めている。
単純に、『ロック』、『エモーショナル』、では片付かない。
人間の本当の怖さ、裏に潜む想い、ダイナミズム。
普段まじめにしている彼が、実はとんでもない悪党だった。
そんな驚きがここにはある。
10代の焦燥感、をそのままパッケージして音にしたような、
疾走感、がここに。
でも、確実に音を鳴らしているのは10代ではないんだな。
忘れてはならない。大人になるな。物分りの良い普通の人間になるな。
そう言われている気がする。
痛々しく全身を突き刺してくるけれど、
日常生活で実感しないその『痛み』がやたらとリアルで心地良い。
怠けている自分の、心の奥の悲鳴に気付かせてくれる。
決して、前向きなんかの言葉では片付かない後ろ向きなダークな想いも
全部ひっくるめた、怖いぐらいのエネルギーで、
前にガンガン壁にぶち当たりながら、自分をぶち破りながら、
進んで行く。
不器用で、不恰好だけど、それでいいじゃないか。
僕等には、ベルトパンチがいる。
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2005年10月28日
Sweet Liberty / Cara Dillon
カーラがワーナーと契約したのは約10年前のことで、デビューは4年前になる。
しかもデビュー・アルバムはインディー・レーベルからのリリース。
コマーシャル路線を否定して、ワーナーから離れるところに信念を感じる。
逆から見れば、信念を貫けるだけの音楽的な環境がアイルランドにはあるということだろう。
生活の中に音楽が根付いていること、自国の音楽に対する愛情とプライド。
そして何よりも出来上がった音が証明している。
個人的には1stで初めてカーラの存在を知ったのだが、それ以前から色々なアーティストの
アルバムにゲストとして参加しているらしく、プログレ、ヒーリング辺りを聴き込んでいる
リスナーの間では結構知られていたようだ。
爽やかな女性ヴォーカルが好きな人、穏やかなピアノが好きな人には必ずおススメしている。
夫でもあるサム・レイクマンの優しく響くピアノは、カーラの歌を理解しているから弾けるのだろう。
このアルバムに単純な恋の歌などはない。
聴こえてくるのは、もっと深く大きなものを包み込むラブ・ソング。
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2005年10月27日
フールズ・ミーティング / Carol Grimes & Delivery
『フィメール・ヴォーカル・アルバム』です、と紹介するとまずイメージ
するのが、『癒し系のフォーク』がきて、フュージョン・オーケストラ
(FUSION ORCHESTRA)やキャタピラ(CATAPILLA)の1stのようなゴリゴリ
のブリティッシュ・ハードをバックに唄う『ハード系ヴォーカリスト』と
続くかと思いますが、『ハード系』とはいってもベーブ・ルース
(BABE RUTH)のように絶叫型にならない、そういう若気の至り的な部分が
ない、あえて言えば『大人系ハード』とでも言えるのが、今日ご紹介する
キャロル・グライムスです。
フィメール・ヴォーカルというと湿り気のある感じの人が多いのに対し、
彼女の歌声はドライそのもの。ウォッカを飲みすぎて半分しわがれそうな
でもギリギリしわがれてなくてそれがかえって魅力となっています。
私が思うに、このアルバムを名盤の域に押し上げている一番の要因は、
楽曲の良さで、バックの演奏も冷静に聴くと凄いテンションを保っており
ジャズ&ハード・ロック系の躍動的なピアノと乾きまくりのドラムス、
そして喉にモノが詰まったようなくもったギターが絶妙のバランスを
保っていて、そこに呼吸がピッタリあった彼女の歌声が来るのですよ。
さらに、激しい歌唱の合間に時折見せるふっと息を抜いた表情は、
スポーツクラブから出てきた時に感じる心地良い疲れのような良い感じで、
漂う脱力感が懐の深さも感じさせてくれて、雰囲気はだいぶ違いますが、
先に挙げたフュージョン・オーケストラのような充実野菜的な内容で
ハード系が好きな人にもじゅうぶん満足いく内容ではないでしょうか。
一聴してすぐに気に入る割には意外と奥が深く、つかみどころのない
アルバムですが、その分永く飽きることなく聴くことのできる一枚です。
ジャケットに映っている彼女の姿は、知らずに見るとその辺で掃除でも
してそうな『えらいイモい(って死語か?)姐さん』だな、っていう感じ
なのに、音を聴きながら見るとカッコよく見えてくるから不思議なもん
です。
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2005年10月26日
幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする / ブランキー・ジェット・シティ
ブランキー・ジェット・シティって、
僕の中では日本のメジャーで活躍してたロックバンドの中で、
「理想のロック像」 ってやつに辿り着けた数少ない稀なバンドだと思う。
音が違う。
他のロックバンドとは。
声が違う。
これが自分達だって音を知ってる。
で、それをできるのが自分達だけだってわかってる。
このアルバムはブランキーの5枚目。
ジャジーな雰囲気を出してて落ち着いてる印象のアルバム。
でもまるで理科室のフラスコで爆発寸前の液体のよう。
おとなしいのに、
内側にエネルギーを貯めてグツグツグツグツいってる。
「風になるまで」 とか 「小さなガラスの空」 とかの曲は特に。
ヘタにハジけている音楽よりも、ずっと爆発してる。
こういう雰囲気のアルバムってロックってジャンルだとなかなか無い。
ブランキーの音楽は、
初めてタバコを吸ったときのクラクラする感じ。
聴くといつもクラッとくる。
ギリギリだ。
アブナイ。
でもカッコイイ。
赤いタンバリンとかガソリンの揺れ方とか、
その辺の曲が有名な彼らだけど、
僕はあえてこれを推します。
いちばん素の、ハダカノトコロに近い感じがする。
ジャケットも含め(笑)
あー、なんだか喉が渇いてしかたない。
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2005年10月24日
STRANGE FRUITS / CHARA
このアルバムはチャラのオーロラバンドと言うツアーメンバーがほとんどアレンジをしてるもので、それまでのアルバムと比べるとだいぶとバンドっぽくなっている。
打ち込みが初期は多かったし、このアルバムにもそういう曲は入ってるけど、
生楽器に、とくにアコースティックギターにのってるチャラの声はとっても心地よくて
暖かい。と感じた。
でも「話して尊いその未来のことを」のように、エレキギターの歪んだ音のに響く声は、何だかマリア様のようでもある。
そう言えば、アルバムのジャケットの写真のチャラは、白いロングのワンピースを着て、マリア様のようにも見える。
そんな聖母のようだったり、「DUCA」みたいに、可愛く子供のようにはしゃいだり、表情を変えて心に歌いかけてくる。
(私の本能は汚れない。。。)
いろいろな事があるけど、そうありたい。
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2005年10月23日
ウィ・スリー / Roy Haynes
ロイ・へインズの代表作と言えるトリオ盤。58年録音。
ベースはポール・チェンバースで、ピアノはフィニアス・ニューボーン。
演奏技術のレベルがものすごく高いというのは、少し聴けばすぐに分かることだが。
だからといって、決して無茶苦茶に叩いたり弾いたりはしない。
意図的に抑えられたベースの上で、ドラムとピアノが軽々と歌っている。
特にニューボーンの演奏は素晴らしい。
自身にとってのジャズとは、というか、ブルースとはなんぞや、ということを楽しく示してくれる。
ニューボーンの最高傑作に挙げる人が多いのも、なるほど納得してしまう。
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2005年10月22日
LIFE CYCLE / SAKEROCK
スムルースのDr.中嶋 伸一朗氏がいつか紹介してたと思うこの音源…。
『酒』っちゅう言葉に興味が沸いたでありますよ。
あ、『SAKE』ですか。そうですか。
基本4人なんですけど、サポートがすごいです。
うっかりしてたらあとでどかーんと波が押し寄せてくるような。
管楽器にトロンボーンが入ってるんですが、
トロンボーンだけでこんなに厚い音が聴けるんですね。
楽しいから他の金管楽器も聴こえるような。
で、奏者はスキャットもやってるんですけど。
ってか、これ、スキャットってんですか…?
あ、そうなんだ。
そかそか。
…なんか、酒に酔ってるよね(笑)。
もー、楽しいのなんのって。
ジャズっぽい?
気だるい朝にはテンションあげあげの音楽です。
まさに酒ROCK。
イェー。
お酒飲んだら翌朝聴こう。
ゲストミュージシャンになんと森山未來。
タップを踏んでます。
オフィシャル情報によれば、『SAKE ROCK』の凄腕宣伝マンだそうですよ。
ライナーノーツや、本人達の解説も楽しいです。
こんなにバンドのひととなりがわかるのってすごいのではなかろうか。
詳しく知りたい方は ココへじゃ~んぷ → http://sakerock.com/tooop.html
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2005年10月21日
Gizmodgery / Self
これは全編、おもちゃの楽器で作ったアルバム。
マット(Matt Mahaffey、リーダー)が、前に紹介したBeckとEELSのE(Mark Oliver Everett)に影響を受けたと本人が言っている、ということくらいしか知らないですけど。これはいいですよ、すごく楽しい。レピッシュでも、こういうことやりたいと思っていたら、もうやられていた(笑)。で、ちょっと、ニューアルバム(『POP』)で似たようなことを。
マットは、ガキの頃から宅緑マニアだったみたいで、Selfというとそういうマニア的な部分が強調されるけれど、実際に重要なのは、技術みたいなものじゃなくてアイデアや感覚ですよね。このアルバムでは、すごく削ぎ落とした感じも素晴らしいと思う。でも、宅録といっても、昔みたいな4チャン、8チャンのカセットでやっていることではなくて、本格的なことができるから。俺も宅緑が好きで、レピッシュとアナラーズのアルバムでも、ここのところ半分は家でつくったりしている。そういうときに、こういう作品があると、高価なスタジオ機材やマイクがなくても、おもしろいものは、アイデアがあればつくれるんだと。うん、アイデアと感性かな。
- POP / レピッシュ
- 「ちょっと、ニューアルバムで似たようなことを。」
- 優勝祈念"VICTORY" ~猛虎に捧ぐ Tribute To Hanshin TIGERS / Various Artists
- 杉本恭一が「Tigers Freaks~嵐は西から」の曲でボーカルとして参加しています。
- Mutations / Beck
- SELFが影響を受けたBeckのアルバム。Beckと言えば、まずこれかな。
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2005年10月20日
色彩カルテ / ナチュラル ハイ
ナチュラル ハイ。
ヴォーカルの白木裕子(ユウ)と、
ピアノの大嶽香子(カオルコ)の二人からなるユニット。
今回紹介するのは、彼女たちのメジャーデビュー後の1stフルアルバムです。
彼女たちの特徴は、ヴォーカルとピアノが完全並列であること。
それだけで十分に魅力的なユウのヴォーカルに、
カオルコが奏でるピアノサウンドが加えられ、
キャッチーでPOPなメロディをより上質なPOPチューンに、
そしてときにはJAZZYに、またあるときは優しいメロディにと、
他にはないハーモニーを感じることができます。
タイトルの通り、様々な色を感じることができるカラフルな一枚です。
ピアノサウンドが好きな方には、特にオススメなアーティストです。
彼女たちの等身大の世界観が感じられる歌詞も、とても印象的です。
一番のオススメは、メジャーデビューシングルでもある3曲目の『LIFE』。
POPでJAZZYなメロディ、
そして都会に一人で生きる女性の等身大の思いが強く共感できる歌詞、
一番ナチュラル ハイらしさが出ている一曲だと思います。
是非聴いてみてください。
きっとイントロのJAZZYなピアノサウンドに、
いきなりガツンとやられると思いますよ。
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2005年10月19日
ポルノポルノ / レピッシュ
95年に出た、レピッシュの7枚目のアルバムですね。これ、ほんとすーげぇカッコ良くて。28曲入りなんですけど、5秒ぐらいの曲とかもあって。これはね……10年前だから高校生の頃かなぁ? ジャケ買いしたんですよね。『ポルノポルノ』っていう言葉の響きがなんか良さそうだなって思って買った。その当時、福島ではレピッシュはあんまり流行ってなくて。まぁ、このCDは中ジャケにもほとんどメンバーが写ってないから、何者がやってるかわかんない、その謎さがすごい漂ってて(笑)。今みたいにインターネットとかでピピピッて調べられればいいんですけど、当時は何も調べるアイテムがなかったから。すべてが謎のまま、ちょうどレピッシュの中でもいちばん謎なアルバムが自分の手元に来てしまったって感じで(笑)。ものすごい謎で、ほんとに衝撃を受けたんです。その後レピッシュの他のアルバムも買いましたね。フェスとかで実際に本人に会ったりしたんだけど、すごくいい人だった(笑)。
あと、16曲目の「プレゼント」っていう曲の精神性がわりと俺のルーツになってるかなと思ってるんですよ。歌詞にある〈ねじまがった僕も こわれた僕も 全部そのまま 配る〉、〈もらう方にも勇気がいるだろう〉と……俺の精神の根本にあるのはそれだなぁ。「石榴」っていう曲もそうですね。それと「ありがとう」ってシングルで出した曲が入ってるんだけど、これがまたすごくて。すごいアバンギャルドな曲で、世の中に受け入れられなさそうなのをシングルで出しちゃってるのがすごい。なんか、〈Hey そこのおねーちゃん ぼくにお金を貸してくれないか〉ってあるんですけど。この曲は、俺の中でパンクさを感じられるというか、歌詞に、ちょっとダメというか、社会不適合な人がわりと出てくるんです。そういうフリークスっぽい感じとかに共感してしまったという感じですね。
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2005年10月18日
13 / Blur
NAOTO(ORANGE RANGE)のいちばんフェイバリットな1枚
やっぱりブラーですね。全部好きだけど、とくに好きなのは『13』かな。実はバンドをやるきっかけなんですよ。高校生のとき、とんねるずの番組にブラーが出てたのを見たんです。確か『パークライフ』の頃で、それが最初。なんか新鮮な音がおもしろいというか、ギターから音が立ってて単純に「あ、ポップだな」って感じましたね。今でもすごく好きなんですけど、ブラーの音楽とともに、俺の好きなものも変わってきてるんですよね。
あと、ゴリラズも好き。出たときに「あぁ、こういうのやるんだ」って思って聴いて。ブラーよりもポップかなって思いました。今のブラーってグランジだったり、何かを意識したような、ちょっとダークな感じじゃないですか。こっちのほうがポップで、しかもブラーも昔から好きだからこれも好きかな、みたいな。まぁ、ポップといっても乱暴さもあるし、それが混ざってるからいいなと思うんです。
でも、俺、まだブラーのライヴは観たことないんですよ。一昨年のサマソニで来日してたんだけど、俺はレディオヘッドしか観れなくて「あぁぁ……(←落胆)」みたいな。それがいまだに心残りですね……。
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2005年10月17日
CAFE BLEU / THE STYLE COUNCIL
これを "格好良い" といわずして、いったい何を格好良いというのか。
確かに '80s 前半、半ばの音ではある。懐かしい曲、ちらほら。
しかしこの、クオリティの高さに吃驚。今でもちゃんと、聴ける。
だいたい、"My Ever Changing Moods" のこのピアノ・バージョンはなんて好いんだ。FM でよくかかってたシングルにすっかり騙されて、「ヘンな曲」と当時は見向きもしなかったのに。
"Mick's Blessings" の遊び心ピアノから虜。
ほんとはジャケットを一目見た時点で、既に。
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2005年10月16日
rhythm channel / 東京ピンサロックス
東京ピンサロックスのイメージと言えば女子力ありあまる元気元気なギャルたちの、それでいて骨太で格好良いサウンドを聴かせるグルーヴィなバンドだと思っていたが、このCD、何か違う。新境地開拓なのか??
誤解を恐れずに言えば30年くらい前に流行った近未来的サウンド。つまりピコピコ。流行は繰り返すとはこのことか?YMOやサディスティック・ミカバンドが大好きな方たちには至極オススメな仕上がりだ。
何気に皮肉っぽく書いてしまったが、前作までの音源と切り離し、世界観の違いを認識してみればこのCDの完成度は驚くほど高い。敢えて機械的な音に全体を支配させ、全パート押さえ気味な演奏だが、逆にそれが実力の確かさを示している。クールなヴォーカリゼイションとはうらはらに、最初から最後まで苛立ちを隠さない尖った歌詞も最高だ。
ある種、ファンを裏切る強烈な1stアルバムとなった。ファンの思うままにはならない。それもバンドの魅力の一つだと思う。
- ペディキュア / 東京ピンサロックス
- 元気元気!女子力満載!!
- バブルガール / 東京ピンサロックス
- ライブでの臨場感を体験したい人はこちら!
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2005年10月14日
Thank You Lord / The ARC Gospel Choir
このARCのことは前からZOOCOやいろんな人に聞いていたんだけど、まだ僕は行ったことがありませんでした。
ハーレムには本当に無数の教会があって、こうした素晴らしい教会がいくつもあります。
ARCとはAddicts Rehabilitation Center(中毒更生施設)の略であり、文字通り、薬物やアルコール中毒で苦しんでいる人達の更正施設です。このARC施設で作られたのが、The ARC Gospel Choir。
当初、依存症の治療の一環として創立者アレン氏が取り入れたゴスペル。同じ苦しみを持つ人と共に、神に誓い神に歌う事で、新しい生き甲斐を持ち二度と同じ過ちを繰り返してはならないと歌を通して伝えます。
アカペラのクワイアで、バスのパートなんてカルテットっぽい雰囲気を醸し出していますが、そんなことよりも、「ほんとに俺を(あたしを)救ってくれてありがとう、神さま」という気持ちが素直に伝わってくる。僕らの方を向いて歌ってるんじゃやなくて、神さまに向かって歌ってることがすごいよくわかる歌声だ。
間違えたり、傷ついたりしたものと、ただ共に生き、共に感謝し、歌う。
ここに愛があるんだな。
Praise God!
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2005年10月13日
ロックンロールを破壊せよ / Mylo
NAOTO(ORANGE RANGE)の最近お気に入りの1枚
これは最近というか、ここ1年くらいですね。国内盤はつい最近出たんですけど、先に出た輸入盤をずっと聴いてます。俺、けっこう飽きやすくて、どんどん好きな音楽が変わるんですよ。でも、これはほんとにずーっと聴いてますね。眠ってても、移動中でも。これは、アルバム全部捨て曲がないって、ほんとに心から言えます。買ったきっかけは試聴。CD屋さんに行ったりすると〈今流れてるのはこれです〉とか書いてあるじゃないですか。それが好きなんです(笑)。
もちろん、自分がほんとに好きなアーティストのCDを買うのは当たり前なんだけど、そういう〈実験〉も好きで。でも、そういうふうに買ったら1曲だけが良かったりとかいう失敗もあるんですよ。でもこれはばっちりハマりましたね。俺がこんなに1年間も聴き続けるのは今までなかったなぁ。
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2005年10月12日
淡い赤ときれいな青と / セカイイチ
とてつもなく、まっすぐだ。
「淡い赤ときれいな青と」と名付けられた、このアルバム。
タイトルから色々想像してしまう。
聴くとものすごく想像力を掻き立てられてしまう。
そんな無限の可能性の世界がここにはある。
・・・彼らの曲を聴くと、心の汚れがそれも見事に洗われてしまうのだ。
あー、すっきりした。なんて言ってばかりも居られない。
なぜこんなに彼らの曲に心を奪われているのだろうか?
CDを買ってからずっとエンドレスリピートで聴き続けている。
これはおかしい。中毒だ。狂っている。しかし聴かずには居られない。
何故って、素晴らしいアルバムなのだから。
この音に触れている間、いやなことを全て忘れられるアルバムだ。
彼らは間違いなく日本のロックバンドという位置付けだろうと思うが、
そもそもロックって、なんだか汗臭くて泥臭くてどうしようもなく悪びれてて、
でも10代のモラトリアムな行き場のない怒りや葛藤を、
不器用に、不恰好なままに吐露したものなんじゃないか?
そんな‘泥臭さ’や‘汗臭さ’とは無縁のピュアでまぶしい彼らの音楽に、
心を奪われ、むしろ諭されてしまった。中学の道徳の時間のように、
「なるほど。そうなんだなぁ。人とは・・生きるとは・・」とか、
漠然と考えてしまうのだ。それが不思議とイヤじゃない。
むしろ、「フフフ・・・」なんてほくそ笑みながら考えてしまう。
あぁ、幸せな時間だ。彼らの音楽に触れている瞬間って。
無垢な少年のようなくすぐったいヴォーカル、
ロックなのだけれど、転んでも前を見続けて歩く、
腐ってない‘まっすぐ’なサウンド、
うーん・・・とにかく、心がスカッと晴れるのである。
晴れ男だな、間違いなく彼らは。
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2005年10月11日
ミッドナイト・スペシャル / Jimmy Smith
ジミー・スミスは、確かなテクニックに裏付けられたノリの良いプレイと、聴き手を圧倒するようなドライブ感を、常に平均点以上のレベルで発揮できるオルガンプレイヤーゆえ、彼のアルバムは正直、どれをとっても大きなハズレはない。
あとは、選曲や人選の差で、これは聴き手の好み次第といえよう。
私はこの盤が数あるスミスのアルバムでは愛聴している。
曲に関しては、正直言って、《ホワイ・ワズ・アイ・ボーン》以外は思い入れのある曲はないのだが、共演者が素晴らしい。
なんたって、ケニー・バレルがギター、スタンリー・タレンタインがテナーという、『ミッドナイト・ブルー』な人選なので、ブルージーかつアーシーなムードに満たされる。
彼らの参加によって醸し出されるこのムードは、他のアルバムでは求め得ないものだ。
ブルーノート史上初、全米ポップ・チャートHot 100入りを果たしたアルバムとしても有名。文句なしにジミー・スミスの代表作といえる。
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2005年10月10日
Queen Of The Mardi Gras / Charmaine Neville
オリジナルは98年にニューオリンズのレーベルからひっそりとリリースされたらしい。
この日本版はPヴァインがボーナス3曲を加えて再発したもの。
1曲目からニューオリンズ・ファンク全開で、半ば強制的に体を動かされてしまう。
トラッドなカバー曲が多く、スタンダード集と言ってもいいかな。
「曲目を見るだけで体が反応しそうだ」なんて人は絶対に買うべきだろう。
・濃い音楽が好き
・何でもいいから踊りたい
・いつでもどこでもカーニバル気分でいたい
こんな人達のためにある、最高に楽しいアルバムである。
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2005年10月09日
ユージュアル・トーン・オブ・ヴォイス / AIR
NAOTO(ORANGE RANGE)日本人アーティストで好きな1枚
俺がギターを触ったきっかけでもあるんだけど、これはもうずーっと前からAIRさんですね。俺、初めて買ったCDが電気グルーヴさんでそれしか聴いてなかったから、他のはまったくわからなかったんです。それが高校に入って、友達にいろいろ日本人アーティストをおしえてもらって聴きはじめて。AIRさんを聴いた瞬間……そのときは『Flying Colors』時代でちょっとハードだったんだけど、キレイな声なのに、こんなことやってるんだ!って。メランコリックな部分と、けっこうハードでアグレッシブな部分を両方あわせ持ってるっていうところに、この人はすごい才能があるなって思ったし、かなり影響受けました。あと、人としても好きだし。音楽に関わる気持ちというか、深すぎず、遠すぎずって感じで。もう……カッコいいですよね。そういう音楽との距離感とか、全部好きです。インタビューも絶対読んでますよ。
そう、この前、車谷さんに会って話したんですよ! この夏にフェスで全国廻ってて、何カ所か一緒になって。1ヵ所目のサマソニでは楽屋が隣の隣だったんですけど、緊張して全然行けなくて。それで、新潟のイベントのときに勇気を振り絞って、車谷さんのところに行ったんです。「すいません。こういう者ですけど、良かったらもらってください」って自分たちのCDを渡して(笑)。実はオレンジレンジとAIRさんは照明さんが同じ人で、その人にもちょっと後押ししてもらって……テーブルでふたりにさせられて(笑)。なんかダムが崩壊したかのように(笑)、ウザがられるぐらいにこの思いをぶちまけましたね。「ほんと、いろいろ教わってます!」って(笑)。
- 13<期間限定生産盤> / Blur
- NAOTOのいちばんフェイバリットな1枚
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2005年10月08日
SUPER BEST / THE BLUE HEARTS
小5の時、クラス全員で「TRAIN-TRAIN」を合唱した。
新米音楽教師・紀子の選曲だった。
当時は、意味なんて考えなかった。
ただ、メロディが心地良かった、歌い易かったのを覚えている。
この曲は、カラオケの18番となった。
あの時から、10年以上経った。
改めて、彼らの曲(17曲)“SUPER BEST”に触れてみた。
言葉を飾ることのない、単純な歌詞。
情景が目に浮かぶ。
たまに、前後の情景が異世界へ飛ぶ時もある。
等身大の自分。
格好悪くてもいい。
恥ずかしくてもいい。
栄光、自由、金、愛、戦争、人間の善・悪etc・・・。
全てが、叫びだ。
曝け出した彼らの言葉。
ロックでいいじゃないか。
皆で叫ぼう!!
泣き喚き、壊れても、自分は自分だ。
世知辛い世の中なら、弾けるんだ!!
疾走して、消えてしまっても真実は残る。
そんな言葉の残る曲だ。
今でも、心地よいメロディだ。
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2005年10月07日
ブライト・アイディアズ / Portastatic
01年の最新作『ヒアズ・トゥ・シャッティング・アップ』から4年、未だ長い長い活動休止中のUSインディーロックの至宝、スーパーチャンク。アルバムリリース後の来日公演は、ベテランならではの余裕と、まるで10代のバンドのようなはじけっぷりが同居していて心底痛快だった。そんな印象深いステージの記憶を思い返しながら活動再開のニュースを密かに待ってる人も多いだろう(と思う)。しかし4年っていったら柔ちゃんの苗字が変わり、しかももう一枚金メダルとっちゃうくらいの長さであり、日本にスーパーチャンクを招き、件の来日公演の際に実現させたナンバーガールがとっくに解散しちゃっているくらいの長さなわけで、そろそろ我慢の限界に達しつつあるファンが続出しているはず。
待望の活動再開はまだまだらしいが、スーパーチャンクの首謀者マックのソロプロジェクト、ポータスタティックのアルバムが到着!いままでは宅録ユニットという印象が強かったが、今回はスーパーチャンク風味のバンドサウンドで、間違いなく全チャンクファンのハートを鷲掴みまくる一枚。とはいっても、スーパーチャンクよりも王道アメリカンロック的な土臭さが感じられたり、メロウなナンバーが多いなど、独自の味わいも楽しめる。
今作にはスーパーチャンクのギタリスト、ジムもベースで全面参加している。それなら早くスーパーチャンクやってくれよと言いたくもなるが、今はマックの甲高いボーカルが久しぶりに聴けただけでとりあえず満足。これを聴きながら再開を気長に待つことにしたい。
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2005年10月06日
踊る!ジプシー・ツイスト / Mahala Rai Banda
うおおお!!!きたぜーーーー!!!!!一曲目からそう叫びたくなるくらい、アッパーでキャッチーでポップ。そして見え隠れする土ぼこりと日なたの香り。日本でもそろそろ大ブレイクするのではないかとひそかに思っているロマ(ジプシー)バンドシーンの中でも、僕的大本命がこいつら。その名も”ゲットーの高貴なバンド”の意を持つ「mahala rai banda」。
バイオリニスト二人、パーカッショニスト二人、アコーディオン、ツィンバロン、管楽器7人の総勢13名からなるこのバンドはルーマニアの首都ブカレストから車で一時間ほどのところにあるロマ村で結成され、1990年以来タラフ・ドゥ・ハイドゥ-クスやコチャニ・オルケスタなどのロマバンドを取り上げてきたベルギーのプロデューサーMichel Winterによって見出されこの衝撃のデビュー盤を世界に送り出したのである。
現在”民族音楽”と呼ばれるもの多くが長き伝統や西洋音楽から見た外周性に魅力の中心を持っているように見えるが、ロマバンドの魅力はそれらと違い彼らがもともと持っているセンスが今の音楽シーンにおける”ポップと叙情性”のバランスを絶妙に備えていることにある。彼らは生まれながらに(近代音楽の意味では)非芸術的であり下世話でハッピーでメランコリー、人間本来の音楽的欲求に非常に素直なセンスを持っている。踊りたい。歌いたい。泣きたい。騒ぎたい。素直にぶつけてくる喜怒哀楽。
ツィンバロンやダラブッカの活躍ぶり、無骨な音色の管楽器隊。書きたいことは山ほどあるが、こういう音楽にこざかしい解説はいらない。とにかく踊れ!!歌え!!泣け!!笑え!!なのだ。
早川大地
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2005年10月05日
DREAMER / SPARTA LOCALS
音を立てて其の実が割れた。
剥き出しになる感情は、
意外にも可愛らしい程に真直ぐだった。
恋をした。
そして初めて此の扉を知ったんだ。
そして改めて心の意味を知ったんだ。
ハジケテワレテ、音ガウマレタ。
恋をしたから甘い夢をみるひとになるし、
夢追いビトだとも云う。云える。
其処から生まれる力は
途轍も無く果てしないことを教えてもくれるんだ。
ありがとう。
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2005年10月04日
GOLDEN☆BEST 11YEAR'S WORKS / 種ともこ
僕が昔、8チャンネルトラックのシンセで耳コピーしたときに、
面白かったのが、「謝々Bye Bye」
ヘッドフォンの右と左にパーカッションを振り分けたり、
ドラム入れたりベース入れたりメロディーを入れたりしていると、
「音楽」っていろんな音の組み合わせなんだなあ、と感動します。
この曲はとってもかわいらしい歌詞なんです。
お引越しでお別れする小さい男の子と女の子の「別れの歌」です。(笑)
この歌詞は、別れていく男の子の視点で書かれています。
とっても微笑ましいんだけどせつなくて涙が出そうになります。
えっ、この曲で泣くの???って言われそうだけど、
そうです。泣いてしまうのです。
ほらねカブト虫きれいだろ
泣いたりしないで ボクも悲しくなる
Baby I Love You So
Remember Things We've Done
このアルバムは全33曲。1曲1曲が素晴らしい楽曲です。
ポップスが中心ですが、ジャズ、ボサノヴァ、ロックなどもあります。
すべての音楽ファンにおすすめ!
ぜひ、ヘッドフォンでボリュームを大きくして聴いてください。
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2005年10月03日
檸檬の月 / 小川美潮
ボーカリスト小川美潮さんの1993年のソロアルバム。
美潮さんはチャクラというバンドのボーカリストとしてデビュー。
この「檸檬の月」チャクラでのパートナー、板倉文さん、近藤達郎さんの好サポート
を得て素晴らしいアルバムに仕上がってる。レコーディングメンバーも Ma*To,青山
純さんら Killing Time勢の参加が目立つ。このKilling Timeは板倉さん、清水一登
さん、斎藤ネコさん、メッケンさん、青山純さん、Ma*Toのアバンギャルド且つプロ
グレッシブで個性的なサウンドを持つバンドで、ちょうどこのアルバムが制作される
数年前、ジャガタラの篠田昌巳君を介して Killing Time周りの人たちとの交流があ
り、その流れでこのアルバムで2曲参加することとなった。
とにかく美潮さんの声と板倉さんのアレンジ(音楽観)の溶け具合が素晴らしい。美
潮さんのストレートで伸びのある艶やかな声は誰も真似できないし、板倉さんの作る
メロディ、複雑な和音を一つ一つ大切に紡いでいくセンスは「天才」的だと思う。こ
んなに複雑な転調を繰り返しながらもメロディがポップに仕上がるなんてそうそう出
来ることではない。製作過程をつぶさに見ることは無かったけれど板倉さんはじっく
り時間をかけて作ったと察することが出来る。(というよりもこんなすごいことを短
時間に作られたらこちらが困る。)
特に「SHAMBHALINE 2」でのボイスとアレンジはすごいことになってる。間違いなく、
このあたりのサウンドを僕は影響を受けている。
僭越ながらこの曲と、「Tall Noser」の2曲でトロンボーンソロをしているが「Tall
Noser」のソロは自分自身の歌もののソロワークの中でも片手に入る程気に入ってい
るソロです。
今年になり初めて美潮さんとライブを2回ご一緒した。一回目は板倉さんも参加して
いた。やはり美潮さんと板倉さんのコンビは誰も入る余地のない程の一個のサウンド
を確立している。
一朝一夕ではできない、この揺らがないサウンドを是非、大勢の人たちに聞いてもら
いたい。
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2005年10月02日
/05 / 坂本龍一
去年リリースされた/04 の続きのような、/05。
2枚合わせて聴いて年末のピアノコンサートに備える私(笑)。
/05 はですね、Happyendに夢中です(笑)
これしか聴いてないくらい繰り返して聴いてます。
YMOでのバージョンというよりは、
ソロシングルバージョンに近い演奏ですけども
なんていうか、冷えた感じがよく出ていて、不思議な世界に誘うような
くるくるしたメロデイ展開が好きです。
つけるとしたらフランス語詞でしょうねえー。
(aquaは日本語詞が美しいと思ってますが坂本美雨ちゃんのバージョンを
聴いてしまった後では、改めて歌詞はつけられないですねー)
Happyend~1000のナイフ と続く流れがアルバムのハイライトでしょうか。
最後のほうにあるreversing は坂本教授らしいなとニヤリ。
空気がピンと張り詰める時期に教授のピアノを聴くのが良いですね。
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