« FAB FOX / フジファブリック | メイン | 日本音楽まるかじり »

2005年12月24日

スピーク・ライク・ア・チャイルド / Herbie Hancock

ハービー・ハンコックが子供、少年をテーマに作曲したナンバーを収めている、夢見心地な一枚。

彼の原点はクラシック。
とくに、『処女航海』などを聴けば分かるとおり、複雑なハーモニーの中、ドビュッシーのような広がりと、まるで風景画を音に移し変えたような曲を作るのが得意だ。

この盤で演奏されているナンバーも、その例に漏れず、といった感じだ。

楽器の使い方が面白い。

主役はあくまでピアノ。
つまり、ピアノトリオ、プラス、ブラスといった感じ。

ピアノがメロディを奏でるために、
贅沢にもサド・ジョーンズらホーン陣は、
ハンコックのピアノを彩る伴奏係に徹している。

一聴、メロディの輪郭がつかみずらい、取りとめもない曲もあるが、まずはムードに浸ろう。
聴いているうちに、旋律を柔らかなハーモニーが身体にしみてくるはずだ。

ジャケットの女性は、当時はまだハンコックの婚約者だったジジ・メイグスナー。


高野 雲

このアイテムを購入

投稿者 recosell : 2005年12月24日 16:32

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.recosell.com/~blog/cgi-bin/mt-tb.cgi/419

コメント

コメントしてください




保存しますか?